オリヴィア・ロドリゴが米Billboardが主催するウィメン・イン・ミュージックにて、今年のウーマン・オブ・ザ・イヤーを受賞した。(フロントロウ編集部)

オリヴィア・ロドリゴが米Billboardのウーマン・オブ・ザ・イヤーを受賞

 米Billboardによる、音楽業界や地域社会への貢献が認められた女性の新進アーティストやトップ・アーティスト、クリエイター、プロデューサーなどを表彰するウィメン・イン・ミュージック(Billboard Women in Music)の2022年の授賞式が、現地時間3月2日に米・カリフォルニア州のYouTubeシアターで開催されて、現在19歳のシンガーソングライターであるオリヴィア・ロドリゴが名誉あるウーマン・オブ・ザ・イヤーを受賞した。

画像: オリヴィア・ロドリゴが米Billboardのウーマン・オブ・ザ・イヤーを受賞

 オリヴィアは、2021年1月にリリースしたデビューシングル「drivers license」で全米シングルチャートの首位に8週連続でランクインするという鮮烈なデビューを果たし、同年5月にリリースしたデビューアルバム『サワー』がアメリカとイギリスを含む世界15カ国でチャート1位を獲得。今年4月に開催される第64回グラミー賞では、主要部門の全4部門を含む7部門にノミネートされるなど、2021年に最もブレイクしたアーティストとなった。

オリヴィア・ロドリゴが受賞スピーチで若い女性アーティストたちにエール

 まさしくこの1年を象徴するアーティストとなったオリヴィアは、ウィメン・イン・ミュージックでシェリル・クロウからウーマン・オブ・ザ・イヤーのトロフィーを受け取ると、「あなたと、あなたのソングライティングの大ファンです」とシェリルへの感謝を伝えた上で、次のようにスピーチを始めた。

 「『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』を頂くことができて光栄です。昨年から驚くようなことばかりで、この瞬間もその一つです。私は、シンガーソングライターが自分の仕事だと言えることを心から幸せに思います。私にとっては、話したりするよりも、曲を作って表現する方が自分の考えをうまく伝えられるのです」

画像: オリヴィア・ロドリゴが受賞スピーチで若い女性アーティストたちにエール

 続けて、オリヴィアは「若い女性のソングライターが音楽業界で活動していくのは簡単ではありません。私は、これまでに活躍されてきた多くの女性ソングライターやアーティストたちの中に強さを見つけました。彼女たちが私のような若い女性への新しい道を切り拓き、ドアを開けてくれたのです」と、これまでの女性アーティストたちに敬意を表した上で、若い女性アーティストたちに向けて次のようにエールを送った。

 「それから、毎日のように作詞作曲して、日記帳に書きためている若い女の子のみんな! みんなの無防備さや、創造性、勇気にいつも心を動かされています。今日ここにいる私たち全員は、この世界とこの音楽業界を若い皆さんのためにより良い場所にするために動いていくことを約束します」

 オリヴィアは今年の授賞式で、デビュー作『サワー』に収録されている代表曲「deja vu」も披露。スピーチと同様に、力強い姿をオーディエンスに示した。

(フロントロウ編集部)

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