フェムテックブランドのRinē(リネ)が、3月8日の国際女性デーに向けてアフリカの女性の生理の悩みに応えるためのプロジェクトをスタート。今回の取り組みは、アフリカでの支援活動を広げる認定特定非営利活動法人であるDoooooooとともに発足したコラボレートプロジェクト。(フロントロウ編集部)

Rinē(リネ)がアフリカの女性支援プロジェクトを開始

 Rinē(リネ)は、女性が“揺るがない毎日”を過ごすために生まれた新しい選択肢である女性向けの「吸水ショーツ」や、産後ママ向けの「吸水ブラレット」を販売するフェムテックブランド。

画像1: Rinē(リネ)がアフリカの女性支援プロジェクトを開始

 そんなRinēが、認定特定非営利活動法人 (NPO) のDooooooooとタッグを組み、アフリカ女性の生理の悩みに応えるためのプロジェクトを発足させた。Dooooooooは、アフリカの教育・雇用の創出を目的に活動する認定特定非営利活動法人。健康支援としてガーナで性教育授業の実施をするとともに、生理用品の生産・配布なども行なっている。

 今回のコラボレートプロジェクトでRinēは、自社の吸水ショーツを現地ガーナの学校に寄付し、布ナプキンの生産に向けた技術を提供。さらにDooooooooが現地で行なう性教育授業において、生理についてや吸水ショーツの使い方、洗い方のレクチャーを含む授業内容への助言を行なうなどの支援を実施するという。

画像2: Rinē(リネ)がアフリカの女性支援プロジェクトを開始

 Rinēがこのプロジェクトは発足させたきっかけは、発展途上国で深刻な生理の貧困の問題。

 アフリカなどの発展途上国の貧困地域では、生理用品が購入できない女性たちが古びた布や新聞紙などを代用。さらに月経が始まる10代の学生たちは生理についての理解が乏しく、性差別やいじめが原因で生理中は学校を欠席したり、中退したりといった問題を抱えている。Rinēはこの問題に着目し、困難な状況に置かれている女性を支援したいとの思いから、アフリカ女性の生理の悩みに応えるためのプロジェクトを発足した。

 Rinēは、女性が女性特有の悩みによって日々のパフォーマンスを左右されることがなく心身ともに健やかに過ごすためのプロダクトを創り、それを世に送り出すことをミッションに掲げ、これからも女性の健康課題をサポートしていくことを表明している。

(フロントロウ編集部)

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