ステラ・マッカートニーのショーでジョン・レノンの「Give Peace a Chance」
いよいよファッションウィークも最終日に近づき、パリではステラ・マッカートニー(Stella McCartney)が、2023年から約3年間、改装工事のため閉館するポンピドゥー・センターで2022年秋冬コレクションを開催。
フランスの国立近代美術館の屋上でショーを行なった初めてのブランドということで、今回のコレクションは現代アーティストにインスパイアされたものとなり、ショーでは、ステラの父親であるポール・マッカートニーの元バンドメイトであるジョン・レノンの反戦歌「Give Peace a Chance」が流された。
派手な70年代風のアイテムから、ステラ・マッカートニーらしいエレガントなアイテムまでが登場した2022年秋冬コレクションには、ひと際注目を浴びた来場者が。
その来場者とは、パンツ姿のミニーマウス。
ミニーマウスといえば赤地に白の水玉模様のドレスが定番だったが、1月にディズニーランド・パリの30周年記念イベントでミニーマウスが初めてパンツスーツを着用すると発表されたことが話題に。ミニーマウスは女性史月間である3月からこの新ルックを披露しており、このパンツスーツをデザインしたステラ・マッカートニーのコレクションにサプライズで参加した。
ブルー地にブラックの水玉がデザインされたパンツスーツを着用したミニーマウスは、嬉しそうにランウェイをウォーキングする姿も。
Minnie Mouse makes an appearance at #StellaMcCartney in her controversial Stella-designed polka dot pantsuit (the one that upset Candace Owens so much). #PFW pic.twitter.com/cV9wnach40
— Vanessa Friedman (@VVFriedman) March 7, 2022
ちなみにデザイナーのステラ・マッカートニーは、ミニーのパンツスーツについて「ミニーにディズニーランド・パリで初めてパンツスーツを着てほしかったので、私の象徴的な衣装のひとつである青いタキシードを、責任を持って調達した生地を使ってデザインしました。彼女のシグネチャーである水玉を新たに取り入れたことで、ミニーマウスは新しい世代の進歩のシンボルとなりました」とディズニーの公式ファンクラブ「D23」で語っていた。(フロントロウ編集部)