マクドナルドで最も不健康なバーガーはどれ？
昨今、ファストフードもよりヘルシーでエコに生まれ変わることが求められており、マクドナルドも100％植物由来の代替肉を使用したマックプラント（McPlant）を開発するなど、菜食主義者や健康志向の人たちを取り込むための商品を拡充していく方針を明らかにしている。その一方で、マクドナルドには「最悪のバーガー」の称号を持つメニューもある。
米Eat This, Not That!によると、この不名誉な称号を手にしたのはダブルクォーターパウンダー・チーズ。
アメリカのマクドナルドのレギュラーメニューであるダブルクォーターパウンダー・チーズは、通常のビーフパティの約2.5倍ある2枚のビーフパティに、オニオン、ピクルス、2枚のチーズがはさまったボリューム満点のバーガーで、カロリーは驚異の740キロカロリー。
このバーガーは42gと脂質が多いだけでなく、トランス脂肪酸が2.5gも含まれている。また、ダブルクォーターパウンダー・チーズと一緒にポテトのMサイズを食べた場合、1食で1,620ミリグラムのナトリウムを摂取することになる。 アメリカ心臓協会が推奨する1日のナトリウム摂取量は2,300ミリグラム以下で、理想は成人1日1,500ミリグラム以下なので、たった1食で1日に必要な量の半分を大幅に超えることになってしまう。
ちなみに、ダブルクォーターパウンダー・チーズは、かつて日本のマクドナルドでもレギュラーメニュー入りしていたことがあるが、2017年をもって「クォーターパウンダー」シリーズは日本での販売を終了している。それを聞いて“じゃあ、心配する必要ないじゃん”と思った方もいると思うが、日本のマクドナルドにはダブルクォーターパウンダー・チーズに匹敵する超高カロリーなバーガーが存在する。それが夜マック限定のメニューとして販売されている「倍バーガー」シリーズ。例えば、倍ビッグマックは724キロカロリー、倍チキンフィレオは709キロカロリーあり、カロリーだけで言うとダブルクォーターパウンダー・チーズと大差ない。（フロントロウ編集部）
