ディズニーの大ヒット映画『ミラベルと魔法だらけの家』で、ミラベルの声優を務めたステファニー・ベアトリスが、楽曲を収録中に陣痛がきていたことを明かした。(フロントロウ編集部)

『ミラベルと魔法だらけの家』はアカデミー賞で2部門にノミネート

 2022年のアカデミー賞の長編アニメ映画賞と作曲賞にノミネートされた、ディズニーの人気映画『ミラベルと魔法だらけの家』。同映画はリン=マニュエル・ミランダが楽曲を手掛けており、サウンドトラックアルバムが米Billboardチャート1位を獲得するほどヒットしている。

 『ミラベルと魔法だらけの家』では「秘密のブルーノ」や「ふしぎなマドリンガル家」など思わず踊りだしてしまいたくなるような楽曲からバラードまで、劇中では様々な音楽が映画を彩っているが、今回は「奇跡を夢みて」の秘話を紹介。

 主人公のミラベル・マドリンガルが歌う「奇跡を夢みて」は、家族の中で唯一魔法がもらえなかったミラベルの心情が歌われた切ない楽曲。

 じつはミラベルの声優を務めた、ドラマ『ブルックリン・ナイン-ナイン』でお馴染みのステファニー・ベアトリスは、この楽曲をレコーディングする日に陣痛に見舞われていたという。

 ステファニーは2018年に俳優のブラッド・ホスと結婚。そして、2021年に第1子を出産。ステファニーは陣痛が来ていた時にレコーディングを行なったが、誰にも言っていなかったようで、「ディズニーのみんなにパニックになってほしくなかったから、誰にも言いませんでした。でも、レコーディングする予定だったとき、すでに陣痛が来ていました。『まあ、(赤ちゃんが)生まれちゃう前に曲を終わらせられますように!』って感じでした」と、米Varietyで当時を振り返った。

 陣痛が起こりながらもレコーディングに挑むという凄すぎる決断。ちなみにステファニーとブラッドの子供は、このレコーディングの翌日に無事に生まれたという。(フロントロウ編集部)

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