クリステン・スチュワートが、『スペンサー ダイアナの決意』の撮影中に感じたという“感覚”とは?(フロントロウ編集部)

ダイアナ妃を演じたクリステン・スチュワート

 映画『スペンサー ダイアナの決意』で、アメリカ出身で“かっこいい系”として人気を誇る俳優のクリステン・スチュワートが英国王室の故ダイアナ妃を演じたことが話題となっている。

画像1: ダイアナ妃を演じたクリステン・スチュワート

 本作の撮影中に目撃されたクリステンの姿は、生前のダイアナ妃の生き写しだとして大きな話題となり、本作のポスターや予告編も非常に美しい出来栄えとなっていることから、多くのファンが2022年秋の日本公開を心待ちにしている。

 クリステンは、ダイアナ妃役をオファーされた時のことについて、「最も簡単な方法を取るのであれば、ロサンゼルス出身で緑の目の、頭を剃った子にはいかないですよね。全然意味が分からなかったです」と明かしていたが、その役作りや撮影を通して、「人として成長することができた」と米Peopleのインタビューで振り返る。

 さらに、その撮影中には“超能力”をゲット!? クリステンによると、ダイアナ妃が持っていた能力が彼女に移ったかのようだったという。

 「私の想像のなかのことだけだとしても、ダイアナ妃が持っていたスーパーパワー(超能力)を私も突然持っていたと自分で思い込んでいました。その能力とは、周囲の人々を良い気持ちにさせるというものです。映画を作っている時に、私にはその能力があったと感じていました。そしてそれはとても美しい感覚でした。

 ダイアナ妃は、とくに私たちが描いた時代には、彼女は沈黙させられていました。この点で交流できた機会を持てたこと、それがどれだけ素晴らしいことかを私はしっかり理解しています」

画像2: ダイアナ妃を演じたクリステン・スチュワート

 撮影を通して、亡きダイアナ妃と絆を深めたと語ったクリステンだが、ダイアナ妃を演じた俳優たちは、彼女の存在を近くに感じるようになるよう。Netflixの大ヒットシリーズ『ザ・クラウン』のシーズン4でダイアナ妃を演じたエマ・コリンは、撮影を通してダイアナ妃と友達になったように感じたと明かしている。

 そして2021年の第78回ゴールデン・グローブ賞で、同役での演技によってドラマ部門の主演女優賞を受賞した際には、「何よりも、ダイアナ元妃に感謝しています。あなたは私には計り知れないほどの慈悲の心と思いやりの気持ちを教えてくれました」とスピーチした。

 クリステンによるダイアナ妃はどのような姿を見せるのか。『スペンサー ダイアナの決意』は、今年2022年秋に公開予定。

(フロントロウ編集部)

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