タロン・エジャトンが舞台作品から降板
映画『キングスマン』や『ロケットマン』などで知られる俳優のタロン・エジャトンが、出演中だった舞台『Cock(コック)』から降板することが発表された。
タロンは3月5日にイギリスのロンドンで行なわれた本作のプレビュー公演で本番中に失神する事態に見舞われていた。彼は客席にいた医師に助けられ、公演は約40分の中断の後、残りの15分はタロンの代役であるジョエル・ハーパー・ジャクソンが舞台にあがって演技を続けた。
タロンはその後、自身のインスタグラムで「少し首が痛いのと、自我が傷ついたけど、元気です」と話し、ジョークを交えて話せるほど回復した様子を見せていた。そして舞台に復帰するも、今度は新型コロナウイルスに感染したことで出演を見合わせることに。
そして先日、作品のプロデューサーが、タロンが「いくつかの個人的な理由」によって作品から降板すると発表した。タロンが演じたキャラクターのMは、ジョエルが引き継ぐ。
本作の主演は、ドラマ『ブリジャートン家』で知られるジョナサン・ベイリー。彼が演じるジョンは、Mと7年一緒に暮らした恋人同士。しかしジョンはある日、Mという女性に出会って惹かれていき、彼の恋愛模様は複雑になっていく。
— cocktheplay (@cocktheplayldn) April 2, 2022
公演は12週間の予定で、6月4日に最終日を迎える。タロンはこの件について、コメントしていない。
(フロントロウ編集部)