BTSは2年連続でグラミー賞受賞ならず
4月3日(日本時間4月4日)に米・ネバダ州ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで第64回グラミー賞授賞式が開催され、ラッパーのドージャ・キャットがシンガーのシザとコラボした大ヒット曲「Kiss Me More(キス・ミー・モア)」で最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞を受賞。ドージャとシザのそれぞれにとって初めてのグラミー賞受賞となった。
ドージャとシザは、K-POPアーティストとして史上初の受賞が期待されていたBTSの「Butter」や、トニー・ベネット&レディー・ガガの「I Get a Kick Out of You」、ジャスティン・ビーバー&ベニー・ブランコの「Lonely」、コールドプレイの「Higher Power」をしのいで同賞を受賞。
プレゼンターを務めたアヴリル・ラヴィーンがドージャとシザの受賞を発表した際、シザがすぐにステージへと向かった一方で、ドージャは少し遅れてステージの方へ。どうやら、このタイミングでドージャはトイレに行っていたようで、自身の受賞を聞いて急いで戻ってきたよう。
シザに「5分もトイレに行ってるなんて、本気? 早く上がってきて」と急かされ、息を切らしながらステージに上がったドージャは、「ねえ、聞いて。人生で、こんなに急いでおしっこしたことない。みんなありがとう」と、人生最速で用を足したことをオーディエンスに報告した。
その後、家族やファンに向けた感謝を語ったドージャは、シザのほうを向いて「シザ、あなたは私にとってのすべて。あなたは素晴らしい」と、彼女にも感謝。続けて、シザが「ありがとう、ドージャ。ありがとう、ママ。ありがとう、神様。みんなもありがとう」と感謝を述べた上で、「あなたが(トイレから)間に合ってよかったよ」とジョークを飛ばすと、ドージャの目から涙が。
ドージャは「これは私にとって大きなこと。みんな、ありがとう。無事でね。身体に気をつけて」と、涙ながらに改めてかかわっているすべての人たちへの感謝を述べた。(フロントロウ編集部)