シンガーや俳優として活躍するセレーナ・ゴメスが、ネットと距離を置くようになって4年半が経過したことを明かすと同時に、メンタルヘルスケアに特化した会社を立ち上げようと思った理由についても語った。(フロントロウ編集部)

セレーナ・ゴメスがメンタルヘルスについて語る

 昨年、メンタルヘルスケアに特化した会社「Wondermind(ワンダーマインド)」を立ち上げた シンガー兼俳優のセレーナ・ゴメスが、ネットと距離を置くようになって4年半が経過したことをアメリカの朝の情報番組『Good Morning America(原題))』で明かした。

 セレーナは、「4年半にわたってネットと距離を置いています。人生が大きく変わりました。私はより幸せになり、今を生きるようになりました。人とのつながりが増えました。普通の感覚でいられるんです」と言うと、続けてWondermindを立ち上げようと思った理由についてこう語った。

 「自分には“誰もいない”というその気持ち、よくわかります。それは純粋に、ただ悲しいだけなんです。それがどういうものなのかを私は知っています。そして、今でも時々そんな風に感じる日があります。残念ながらそれは私たちの一部なのです。(Wondermindでやろうとしているのは)そういうことなんです。私たちは、みんなが『自分は大丈夫だ』『ひとりじゃない』と思えるようなコミュニティや空間が欲しいと思っています」

画像: セレーナ・ゴメスがメンタルヘルスについて語る

 また、幼少期からショービズ界に身を置くセレーナは、そこでさまざまな経験をしたことが今の自分につながっていると話す。

 「スポットライトの中で育ったことは、間違いなく私に多くのことを教えてくれました。そこから自分を切り離すために、必要なステップを踏んだからこそ、今の自分があるのだと思います。なぜならそれは普通ではないからです。みんなには、私が人を大切にする気持ちを持っているということだけを知っていてほしいです。ベッドから出たくない日に、Wondermindのようなものがあれば、たとえ1分かかったとしても、そこにあるだけでいいんです。それだけで気分が安らぎます」

 ご存じの方も多いと思うが、2018年に、精神疾患のなかでも気分障害と分類されている疾患のひとつである「双極性障害」(別名「躁うつ病」)との診断を受けたことを告白したセレーナは、心の健康を保つためにインスタグラムのアプリを自分のスマホから削除するなど、メンタルヘルスケアに注力していることで知られる。(フロントロウ編集部)

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