キム・カーダシアンがプロデュースする補正下着ブランドSKIMSの新キャンペーンに、ヴィクトリアズ・シークレットの元エンジェルが抜擢された。(フロントロウ編集部)

SKIMSが新しいキャンペーンを展開

 リアリティスターで実業家のキム・カーダシアンが手掛ける補正下着ブランドのSKIMSは、どのような体型の人にも対応できることを売りにしており、XXSから5XLまでという豊富なサイズ展開や、広告に様々な人種の女性を起用していることで話題を集めてきた。

 それだけでなく、ラグジュアリーブランドのフェンディ(Fendi)とコラボしたり、東京オリンピックでアメリカ代表の選手が使う公式下着やパジャマ、そしてラウンジウェアとしても採用されたり、多方面で認められヒット作を続々と発表している。

 そんなSKIMSが新しいキャンペーンを展開。そのモデルを務めたのは、タイラ・バンクス、ハイディ・クルム、アレッサンドラ・アンブロジオ、キャンディス・スワンポールの4人。

 この4人といえば、人気ランジェリーブランドであるヴィクトリアズ・シークレットのエンジェルとして一時代を築いたモデル。

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 ヴィクシーでは同時期に活躍することはなかったモデルたちが、SKIMSのキャンペーンで揃うことになった。ランジェリー業界のトップに君臨してきたヴィクトリアズ・シークレットの元広告塔をごっそり起用したことは、大きな話題に。

 キムはヴィクシーについて言及しなかったものの、「タイラ、ハイディ、アレッサンドラ、キャンディスは、この業界を形成する上で、それぞれ明確かつ永遠に続く役割を担ってきました。この素晴らしい女性たちにFits Everybodyアンダーウェア・コレクションを着せることは、私にとってまさに元の場所への原点回帰のような瞬間です」とプレスリリースで語った。

 広告塔を“エンジェル”と呼び、長年ランジェリー界のトップブランドとして君臨してきたヴィクシー。2019年にモデルの多様性の低さや重役エド・ラゼックの発言などが理由で炎上して、毎年開催してきたファッションショーの開催も中止にした後は、体制が大きく変わり、エンジェル制度も廃止された。

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 そしてヴィクシーのエンジェルとして活躍していたモデルたちは、イギリスのラウンジ(Lounge)など、他のランジェリーブランドと新たに契約して活動している。

 今回の元エンジェルの起用に対して、現在はヴィクシーを去っているエド・ラゼックは、キャンディスのインスタグラムに「あなたがどれだけ素晴らしい人であるかを世界に示すことができ、とても嬉しく思っています」とコメントを残す形で反応した。

(フロントロウ編集部)

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