リバウンドを防ぎながら無理なくダイエットを続けるための心得を、栄養士がレクチャー。日常的に簡単に取り入れられる、リバウンドしにくいダイエットのコツとは?(フロントロウ編集部)

ダイエット中のリバウンドを防ぐ方法

 ダイエットの大敵といえばリバウンド。せっかくの努力を無駄にしないためには、リバウンドを防ぐコツを知っておくことが大切。

画像: ダイエット中のリバウンドを防ぐ方法

 そこで紹介したいのは、簡単に習慣づけられるリバウンド対策。栄養士によると、ダイエット中の簡単な習慣によって、リバウンドを防ぐことができるのだという。

 どんなことを習慣づけるといいのか、簡単に実践できる5つの方法をご紹介。

朝食をしっかり摂る

 ダイエットでリバウンドを防ぐために重要なのが、バランスの取れた朝食を摂ること。栄養士のジャクリーン・ロンドン氏は、「食物繊維やたんぱく質、健康的な脂肪がたっぷりと詰まった朝食を摂ると、その後に暴飲暴食する可能性が低くなります」と米Good house keepingで話し、結果的にリバウンドを防げると説明。

 ちなみにロンドン氏は朝食にオススメの食品について、卵や無糖のギリシャヨーグルト、ナッツ、100%全粒穀物を挙げ、400~500Kcalにおさめるようアドバイスした。

画像: 朝食をしっかり摂る

野菜の摂取量を増やす

 リバウンドを避けつつダイエットするなら、食べる量やカロリーを極端に制限したり、食べられる品目を絞りすぎたりするのは禁物。その代わりにロンドン氏が大切だと話したのが、野菜の摂取量を増やすこと。

 ロンドン氏は、「野菜をたくさん食べることは、食物繊維などの栄養素が豊富に摂れるだけでなく、そのぶん炭水化物や高カロリーの食品を無理なく減らせるというメリットもあります」と説明。炭水化物などを制限しようという意気込みでいるとリバウンドや挫折につながりやすいが、野菜をたくさん食べることに集中すると自然と炭水化物などの量が減るので、リバウンドしにくくなるのだという。

食べたものを記録する

 毎日の食事の記録をつけるのは、リバウンドしないダイエットの鉄則として多くの専門家がオススメ。栄養士のホイットニー・スチュアート氏は、「食べているものを書き留めることを習慣にすると、継続して極端な暴飲暴食を防げることが分かっています」と米Insiderで明かした。

 実際にオレゴン州ポートランドにあるカイザーパーマネンテ健康研究センターが1,700人を対象に行なった研究では、毎日の食事の記録を残した人は、記録を残さなかった人に比べてダイエットの結果が出やすく、さらに結果が長期間維持しやすいという結果が出ている。ノートなどに書き留めるのはもちろんのこと、何を食べたかを簡単に記録できるアプリもあるので、リバウンドを防ぎたい人はぜひ活用してみて。

画像: 食べたものを記録する

NEATを意識して行動

 ダイエットに重要な要素だと近年海外で注目を集めているNEATは、リバウンド防止にも役立ってくれる。NEATとは「ノンエクササイズ アクティビティ サーモジェネシス(nonexercise activity thermogenesis)」の略で、移動などの徒歩や家事、重い荷物を持つことなど、エクササイズや筋トレ以外の活動で発生する熱量のこと。

 ロンドン氏によると、NEATはエクササイズや筋トレなどの運動よりも簡単に習慣づきやすいため、長期的に続けられてリバウンドの防止につながるという。またストレスの発散にもなることで、暴飲暴食を防げるというメリットのあるのだとか。

画像: NEATを意識して行動

休日は飲食をメインとしない予定に

 ダイエットでのリバウンドを防ぐには、休日の予定の立て方にも注意が必要。スチュアート氏は、バーやレストラン、カフェに行くなどの飲食をメインとしたもの以外の予定を立てるようアドバイス。

 例えば美術館や動物園、水族館、遊園地などの観光スポットに行ったり、公園での散歩やハイキング、サイクリングなどアクティブな予定を立てたりするのがオススメだそう。そのほかにも、ロッククライミングやカヤック、ボウリング、アイススケートなど体を動かしてカロリーを消費できるレジャーはたくさんあるため、季節や気分によって取り入れるのもいいという。

 リバウンドを防いでダイエットを成功させたいなら、ぜひ参考にしてみて。(フロントロウ編集部)

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