映画『ファンタスティク・ビースト』シリーズのクリーデンス役やDCEUシリーズのフラッシュ役などで知られる俳優のエズラ・ミラーが逮捕されたことを受けて、米ワーナー・ブラザースが緊急のミーティングを開いたことが報じられた。(フロントロウ編集部)

エズラ・ミラーがアメリカのハワイ州で逮捕

 フロントロウでもお伝えしたが、クリーデンス役で出演している新作映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』の日本公開が4月8日(金)に控えているエズラ・ミラー(29)が現地時間3月27日の深夜、米・ハワイ州のヒロにあるカラオケバーで常連客が歌っているときに、興奮した様子のエズラが卑猥な言葉を叫び始めたとして、治安びん乱罪とハラスメント罪で逮捕された。

 その後、エズラは保釈金500ドルを支払って釈放されたが、直後に、今度はエズラを家に滞在させてあげていた夫婦が、裁判所にエズラに対する一時的接近禁止命令を申請するという騒動も。エズラがカラオケバーでの事件後、夫妻の寝室に入ってきて、いきなり「おまえとおまえの尻軽な妻を埋めてやる!」と脅迫してきたと夫妻は話しており、夫妻のパスポートや財布、キャッシュカードなどの私物を盗んだ疑いもあることから、現在、警察が捜査していると米Peopleが伝えた。

ワーナー・ブラザースとDCが新作制作の一時停止で合意と報道

 米Rolling Stoneの報道によれば、エズラがハワイ州で逮捕されたことを受け、彼が主演するDCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)の新作映画『The Flash(原題)』 の公開を予定していた米ワーナー・ブラザースとDCの重役たちが「緊急ミーティング」を開き、エズラの今後について話し合ったという。

画像: ワーナー・ブラザースとDCが新作制作の一時停止で合意と報道

 関係者が米Rolling Stoneに伝えたところによれば、ワーナーとDCの重役たちは、エズラが出演する今後のプロジェクトの「一時停止」で合意したという。ワーナーは先月、エズラが主演するDCEU映画『The Flash』の全米公開日を2022年11月4日から2023年6月23日まで延期することを発表したばかりだった。

 また、米Rolling Stoneは、エズラが昨年に『The Flash』の撮影を行なっていた際、セットで「頻繁に精神的に不安定になっていた」とも報じている。エズラは、2020年4月にファンとみられる女性の首を掴み、地面に押し倒すという荒々しい行動に出る様子を収めた動画が拡散するという騒動もあった。

 最新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は現地時間3月29日にイギリスのロンドンでワールドプレミアが開催されたが、エズラは出席しなかった。(フロントロウ編集部)

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