ディズニーランドのプリンセス役に“顔”に知られざる共通点⁉︎
アメリカのディズニーランドでパフォーマーとして働いていた元キャストで、過去に何度かキャラクター役のオーディションを受けたことがあるメラニーという女性が、プリンセス役に選ばれる人に共通する容姿の特徴を米Insiderのインタビューで明かした。
メラニーいわく、ただ可愛いあるいはキレイなだけではダメなのだそうで、プリンセスとして採用されるために目指すべき基準として「最も忘れられやすい美人顔」を挙げた。
最も忘れられやすい美人顔…。もはや褒めているのか貶しているのかわからない。でも、美人なのはわかるとして、なぜ“忘れられやすい顔”である必要があるのか? メラニーによると、キャラクターに似ていることよりも、すでにパークに配役されているパフォーマーとの身体的な整合性を保つことが重要なのだそうで、集団のなかにいて目立つ突出した外見よりも、ゲストに強い印象を残さない顔=忘れられやすい顔のほうが歓迎されるのだという。
恐らく、そのほうがどんな役にもなりきることができるという利点もあるのだろう。実際、プリンセス役に抜擢されたことがあるキャストは、“オーロラ姫とエルサをやっていた”など、キャストとして働いていた期間に複数のキャラクターを演じたことがあるという人が多い。
ただ、“忘れられやすい顔”かどうかは個人の捉え方次第ということもあり、オーディションを受ける側としてはどうすることもできないもどかしさがあるそうで、メラニーは「(忘れられやすい顔かどうか)それを証明するのは無理です。知らない人があなたの顔をどう思うかにかかっています。自分ではどうすることもできないのでツラいですね」と本音を吐露。
その点については、16歳でミッキー・マウス役に抜擢されたのち、アリスやアリエルなどのキャラクターを演じた元キャストのサラ・ダニエルズも、「それがディズニーのもどかしいところでもありますね。可愛い以前の話ですから」と、かつてInsiderのインタビューで同様の発言をしている。(フロントロウ編集部)