イーロン・マスクがセレブのツイッターの使用頻度に疑問
テスラ社やスペースX社のCEOを務める敏腕実業家イーロン・マスクが、ツイッターのフォロワーが多いセレブたちが、ここ最近、まったくツイッターを使用していないことを嘆いた。
ご存じの方も多いと思うが、イーロンは現地時間の4月9日付けでツイッターの取締役に就任する予定だったが、その日の朝に取締役就任を取りやめた。ツイッターのCEOであるパラグ・アグラワル氏によると、イーロンが同社の筆頭株主であることは変わらないという。
イーロンが取締役就任を取りやめた理由は明らかになっていないが、例の決断を下した日の午後、イーロンはフォロワー数が多いアカウントの1位から10位までを紹介するWorld of Statisticsのツイートを引用して、「これらの“トップ”アカウントはほとんどツイートしていないし、コンテンツも少ない。ツイッターは死にかけているのか?」とつぶやいていた。
Most of these “top” accounts tweet rarely and post very little content.
— Elon Musk (@elonmusk) April 9, 2022
Is Twitter dying? https://t.co/lj9rRXfDHE
ランキングは以下の通り。
1位:バラク・オバマ(元アメリカ大統領)
2位:ジャスティン・ビーバー(シンガー)
3位:ケイティ・ペリー(シンガー)
4位:リアーナ(シンガー)
5位:クリスティアーノ・ロナウド(サッカー選手)
6位:テイラー・スウィフト(シンガー)
7位:レディー・ガガ(シンガー)
8位:イーロン・マスク(実業家)
9位:ナレンドラ・モディ(現インド首相)
10位:『エレンの部屋』(アメリカのトーク番組)
イーロンによると、フォロワー数第2位のジャスティン・ビーバーは今年に入ってからたった1回しかつぶやいておらず、フォロワー数第6位のテイラー・スウィフトも3ヵ月前にツイートしたっきり更新していないという。そのテイラーも2022年はまだ2回しかツイートしていない。
And @justinbieber only posted once this entire year
— Elon Musk (@elonmusk) April 9, 2022
ちなみに、フォロワー数第1位のバラク・オバマ元米大統領や第3位のケイティ・ペリーは頻繁にツイッターを更新しており、今回、イーロンから指摘を受けたジャスティンとテイラー以外の人たちは定期的にツイートしていることがわかった。(フロントロウ編集部)