映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズの主演俳優エディ・レッドメインが明かす、1作目でボツになった“幻のシーン”とは一体。(フロントロウ編集部) 

『ファンタビ』1作目でボツになった“幻のシーン”とは

 公開中の映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』で主人公のニュート・スキャマンダーを演じる俳優のエディ・レッドメインが、半年以上前から準備して臨んだシーンがまさかの“全カット”されていた。

 そのシーンが含まれる予定だったのは、記念すべきシリーズ1作目の『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。なんでも原作者のJ.K.ローリング氏から、“ニュートがじつは鍛えあげられた肉体を持っているところを見せたい”というリクエストがあったそうで、その要望にこたえるべく、エディは撮影に入る7ヵ月前からトレーニングに励んだという。

 そのときのことについて、エディはかつてThe Sunのインタビューで「そのシーンは残念ながらもう映画には出てこないのですが、あるシーンがあって、7ヵ月間、そのシーンのためにひたすら鍛え上げました。ジョー(ローリング氏)から、『あなたには彼(ニュート)を覆う布をはいで、彼の体にある噛まれた傷や戦いによって負った傷を見せる同時に、見た目に反してムキムキだってところを見せてほしい』と言われたんです」と振り返っている。

画像: ©︎WARNER BROS PICTURES / Album/Newscom

©︎WARNER BROS PICTURES / Album/Newscom

 しかし、エディの涙ぐましい努力もむなしく、そのシーンはお蔵入りすることに。ただし、エディはカットされてしまったことをさほど気にしていないようで、「何ヵ月も何ヵ月もかけてトレーニングをしたのに、結局、映画ではカットされてしまいましたけど、世の中的にはそれでよかったと思います(笑)」と自虐的に語っている。

 ちなみに、『ファンタスティック・ビースト』シリーズを撮影にするにあたって、エディには半裸になること以上に恐怖を感じたことがあったという。それは、ニュートの必須アイテムである杖を選ぶこと。「9歳児になった気分で変な感じです。最初に杖を選ぶように言われたんです。人生最高の瞬間を体験した子供のような気分になると同時に、あがり症のような状態になってしまいました」と、その理由をThe Sunのインタビューで説明している。(フロントロウ編集部)

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