グリンデルバルドを理解するマッツ・ミケルセン
現在劇場公開中の『ファンタスティック・ビースト』シリーズ3作目となる『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』では、前シーズンから登場してきたニュート役のエディ・レッドメインや、ダンブルドア役のジュード・ロウに加え、ジェシカ・ウィリアムズが演じるユーラリー・ヒックスや、マッツ・ミケルセン演じるグリンデルバルドといったキャラクターが登場。
グリンデルバルドは新キャラクターというわけではなく、前2作ではジョニー・デップが演じた。そのため、観客の頭の中にはジョニーが演じたグリンデルバルドのイメージも構築されていたが、それでもなおグリンデルバルド役にマッツはぴったりだという声が非常に多くあがっており、彼のキャスティングがどれだけ秀逸なものかが感じられる。
そして、それだけグリンデルバルドのイメージに沿っているマッツは、グリンデルバルドの性格も深く理解しているもかもしれない。米Colliderのインタビューに、ジェシカとともに登場したマッツ。そこで、自分が演じたキャラクターたちが、アメリカの大手コーヒーチェーンであるスターバックスに行ったとしたらどのドリンクを注文すると思うかというユニークな質問をされ、マッツはすぐにこんな答えを回答した。
「グリンデルバルドは美的な男性だと思いますから、彼はスターバックスに足を運び、そして一杯の水を頼むでしょう」
なんと、マッツの頭に浮かんだのは、コーヒーの種類でもなく、フラペチーノなどのドリンクでもなく、シンプルに水! ここで彼が意味したのは、さすがに無料でもらえる水ということではなく、販売されている質の良い水ということだろう。
たしかに、カリスマ性に溢れた闇の魔法使いであるグリンデルバルドは、口にする水にもすごくこだわりがありそう。しかし、コーヒーチェーンのスターバックスで何を飲むと思うかという質問に対して「水」という回答がすぐに出てくるとは、さすがマッツといったところ。
ちなみに、ジェシカの回答はシンプルに「モカ」だそうで、「美味しいし、彼女はモカな女性だと思う。分かりませんが(笑)」と話した。
(フロントロウ編集部)