女子高校生・女性を対象とした起業プログラムが、アメリカ政府の助成金を受けて、今年2022年の夏に初開催!(フロントロウ編集部)

自分の“夢中”を具現化するためのプログラム

 自分のなかにある“Crazy(夢中)”と出会い、可能性を広げる高校生向け、初めて起業を考える女性向け、女性起業家向けのプログラムが、6月と7月に開催される。

 主催する、一般社団法人Women’s Startup Lab Impact Foundation Japan(通称Amelias/アメリアス)は、米シリコンバレーで女性起業家の支援をしてきた堀江愛利氏が代表を務める。“シリコンバレー”“起業”と聞くと、テクノロジーで大きな夢を実現させて社会を変えるというようなイメージを抱くが、堀江氏が会見で語ったところによると、女性のアイディアは生活の即した街で解決しなければいけない身近な問題に視点を向けるものが多く、それもまた素晴らしいことで、それを具現化していくことは社会にとって非常に重要だと指摘。

 これは決して、女性がその視点を担わなければならないというものではなく、女性の起業家が増えればそういった視点も社会に浸透していき、ひいては多くの人が新しい価値観を育んでいく社会へと成長していく。そのため、女性起業家が増えるように女性に特化した支援プログラムが必要。

 “女性”ということを言わなくていいくらい女性起業家が活躍してほしいと話す堀江氏は、幼少期の教育から社会的制度まで、環境が整わないことには人財が育たない・続かないと話し、まずは起業が自分に合うのかどうかを知ってほしいという。

 アメリアスによる起業プログラムは、高校生向け、初めて起業を考える女性向けのものは6月に、女性起業家向けのものは7月22日より開催。プログラム参加費は、多くの支援パートナーにより協力価格で提供され、さらに経済的困難や地域からの参加のための旅費など考慮した奨学金制度もあり、まずは多くの女性に応募を募集している。

高校生向けプログラムの内容は?

 自己認識が「女性」である高校生(16-18歳)を対象に、自らの”Crazy (夢中)"と出会い、可能性を広げる起業体験プログラムとして「起業アカデミー」と「起業チャレンジ」をセットで開催。起業家精神(アントレプレナーシップ・マインドセット)、起業のアイディア出しとフィードバックの出し方や受け方を学んだうえで、事業の立ち上げに挑戦する実践型プログラムとなっている。

【日程】
■ 起業アカデミー
(会場:オンライン / サテライト会場集合:関西、関東、北海道、詳細は応募後にご連絡)
①6月12日(日)9:00〜12:00:開け!マインドセット
②6月19日(日)9:00〜12:00:出そう!アイディア
③6月26日(日)9:00〜12:00:言おう聞こう!アドバイス

■ 起業チャレンジ
(会場:サテライト会場集合:関西、関東、北海道、詳細は応募後にご連絡)
④7月16日(土) 8:00〜20:00:起業プログラム+チームで起業作業
⑤7月17日(日) 8:00〜20:00:チームで起業作業+学び発表会
(日曜日:18:00より学校関係者、親御さんなどの参加歓迎)
※アカデミーとチャレンジ、二つで一つの高校生プログラムとしています。
※基本は日本語(一部セッションで通訳ありでの英語セッションあり)

【応募期間】4月12日(火)〜  5月31日(火)
※応募後、随時審査を進め、定員に達し次第、受付終了。

【参加費】15,000円 (税込み 16,500円) 或いは、奨学金制度により援助希望価格もあり
※応募の際に援助希望の理由を教えてください。
 奨学金の申請は、応募審査には影響しないので、ご安心ください。 

【応募方法詳細】 応募フォーム:amelias.jp/2022youth

女性起業家向けプログラムは2つのプログラムが開催

 女性起業家向けプログラムは自己認識が「女性」である層を対象に、以下の2つが開催される。

・起業に興味がある方向けの「はじめての起業プログラム」
・すでに起業し事業の拡大を考えている方向けの「Amelias起業家サミット」

 国内外で活躍する起業家や講師らを招いて実施。起業にあたり必要なアイディアを磨くワークショップ、国内外で活躍するスタートアップ起業に関わってきた講師や起業家とのメンターシップや交流から得られる学びや事業拡大へのヒント、また課題に特化したワークショップなど、聴講にするだけではなく、次へのアクションと関われる”仲間”の持ち帰りができる事を大切にデザインされたサミットとなっている。

はじめての起業の方向け

【日程】
■はじめての起業アカデミー (会場:オンライン)
①6月14日(火)20:00〜22:00:知ろう!いろいろな起業
②6月21日(火)20:00〜22:00:考えよう!自分にあった起業
③6月28日(火)20:00〜22:00:活かそう!自分の力

■Amelias起業サミット
④7月23日(土)、24日(日) 9:00-18:30 
(サテライト会場集合:関西、関東、北海道、詳細は応募後にご連絡)
午前中は講演セッション(オプショナル)、午後からはワークショップ起業に向けてのマインドセットとアイディアワークショップなど起業スタートのところまでのプログラムです。
※アカデミーとサミット、二つで一つのプログラムとしています。

【応募期間】 4月12日(火)〜  5月31日(火)
※応募後、随時審査を進め、定員に達し次第、受付終了。

【参加費】35,000円 (税込み 38,500円) 或いは、奨学金制度により援助希望価格もあり
※応募の際にやりたい!の気持ちと援助希望の理由を教えてください。
 奨学金の申請は、応募審査には影響しないので、ご安心ください。 

【応募方法詳細】 応募フォーム:amelias.jp/2022w0

女性起業家向け

【日程】
■Amelias起業サミット (東京/表参道)
7月22日(金)17:30 レセプション
7月23日(土)9:00〜18:30 アントレプレナー集中セッション
7月24日(日)9:00〜18:30 アントレプレナー集中セッション
7月25日(月)8:30〜16:30 メンターデー/ネットワーキング/投資家面談

【応募期間】 4月12日(火)〜  6月30日(木)
※応募後、随時審査を進め、定員に達し次第、受付終了。

【参加費】50,000円 (税込み 55,000円) 或いは、奨学金制度により援助希望価格もあり
※応募の際に援助希望の理由を教えてください。
 奨学金の申請は、応募審査には影響しないので、ご安心ください。 

【応募方法詳細】 応募フォーム:amelias.jp/2022w1

著名スピーカーも参加

 各プログラムには海外の著名スピーカーが参加予定。以下、参加予定スピーカー(一部)。※今後、国内外からのスピーカーがさらに追加される予定。

・堀江愛利 (Ari Horie) Women's Startup Lab (ウィメンズ スタートアップ ラボ)代表取締役
2013 年、米シリコンバレーで Women's Startup Lab を創業し、シリコンバレーを拠点に、世界中の女性起業家育成を支援してきた。CNN「10 Visionary Women(10 人のビジョナリーウーマン)」などに選出される。

・Jinane Abounadi MIT Sandbox エグゼクティブ・ディレクター
マサチューセッツ工科大学にて、起業家育成プログラムであるMIT Sandboxのイノベーション・ファンド・プログラムにてエクゼクティブ・ディレクター。現職以外に米国のスタートアップのアドバイザーなども務める。STEM分野において多くの若者をインスパイアし続ける存在である。

・Lori MacKenzie Stanford VMware Women’s Leadership Innovation Lab 共同創業者
スタンフォードにおける女性リーダーシップ・イノベーション研究所の共同創業者であり、ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョンのリードを務める。DE&Iにおける第一人者として、BBCが選ぶ「100人の女性」に抜擢され、ニューヨークタイムズなどでも記事を執筆している。

・Marc Nager 投資家/ Startup Weekend Co-Founder
世界に知られるスタートアップウィーケンドの創設者で”スタートアップの父”と呼ばれる。誰もが起業家精神を持っているという思想から、週末を通じて起業を体感するStartup Weekendを共同創設、UP Global元CEO。世界中でスタートアップのエコシステムを構築や、スタートアップ支援に尽力している。

・久能祐子 (Sachiko Kuno) S&R財団 理事長兼CEO/ ハルシオン 創設者 兼会長
京都大学大学院工学研究科博士課程を修了し、アメリカに渡り製薬のバイオベンチャーを起業。2000年に若い芸術家、科学者などへの支援を行う S&R財団を設立し、現在は社会貢献活動を含め、国内外へ大きなソーシャルインパクトを与え続けている。日本人として唯一Forbes US 「米国自力成功女性50名」に選出。

・Shayanne Wright 大学生起業家、LEFT創業者、Office Otter 共同創業者兼CEO
米アズーサパシフィック大学在学中にWomen's Startup Lab(ウィメンズ スタートアップ ラボ)のアクセラレーションプログラムに参加。2017年に旅行手配ツールサービスを提供するLEFTを起業。2020年にタスク管理ツールのOffice Otterのサービスの会社を創業し2.5億円を資金調達。

(フロントロウ編集部)

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