シンガーのショーン・メンデスが、「本当の自分」を見せることへの不安と本音を綴った長文メッセージをSNSに投稿。その内容に共感する人が相次いでいる。(フロントロウ編集部)

ショーン・メンデスが“真実”を伝える「誰かの心に響いたら…」

 シンガーのショーン・メンデスが、「本当の自分」を見せることへの不安と本音を綴った長文メッセージをSNSに投稿し反響を呼んでいる。

 ご存じの方も多いと思うが、ショーンは、強い不安や恐怖を感じることによって日常生活や社会生活に支障をきたす不安障害を抱えていることを公言しており、一時期、Honda「オデッセイ」のCMソングに使用されていた「In My Blood(イン・マイ・ブラッド)」は、不安障害との闘いについて歌っていることでも知られる。

 以下、ショーンがSNSに投稿したメッセージの全訳。

 「時々、自分の人生で何をすべきか自問することがあるんだけど、そのたびに『真実を伝えること、真実であること』という言葉が返ってくる。でも、それって難しいことだと思うんだ。本当のことを知ったり、見たりしたら、みんなの僕に対する評価が下がってしまうんじゃないかって不安になる。みんなから飽きられちゃうんじゃないかって。だから、気分が落ち込んでいるときは、それを見せることもあれば隠すこともある。つねに飛んでいるか溺れているかのような状態にある23歳、それが現在の僕の真実の姿。20代はそういうものなんだろうね。わからない。もしかしたら僕だけかもしれないけど。真実は、誰にどう思われようが気にせず、100%ありのままの正直な自分として世の中に姿を現したい。たまにそうするときもある。人がどう思うかなんて、どうでもいいし、自由だと思うこともある。ほとんどの場合、苦労してるけどね。真実は、これだけ成功しても、失敗していないという実感が持てない。自分にないものにばかり目がいって、自分にあるものをすべて見ることを忘れてる。真実は、僕は圧倒され過剰に反応している(笑)真実は、僕は大丈夫だということ。僕はただ真実を伝えて、ありのままの自分でいようとしてるだけ。僕がこう言うことで、もしかしたら誰かの心に響くかもしれないと思いたいんだ」

画像: ショーン・メンデスが“真実”を伝える「誰かの心に響いたら…」

 このメッセージが多くの人たちの共感を得るなか、再びツイッターを更新したショーンは、「正直、僕は大丈夫!みんなと本音でコミュニケーションを取りたかったから、古いメモを引っ張り出してきたんだ(笑)」、「これほど恵まれている僕がこんな風に感じているということは、きっと大勢の人が同じようなことを感じてるんだろうなって。その人たちに孤独を感じて欲しくないと思ったんだ!」と綴っている。(フロントロウ編集部)

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