プロも絶賛する「スティックハイライト」
スティックハイライトとは、ベースメイクの上から重ねることで、顔に立体感とツヤを与える繰り出し式のハイライトのこと。
パウダータイプよりも密着力が高く、クリームタイプよりもヨレにくいのが特徴で、頬骨の上や鼻筋など高く見せたい部分にも、片手でサッと簡単に塗ることができるので、ハイライトを使い慣れてないという人にもオススメのアイテム。
また、スティックタイプなので手が汚れないうえに、コンパクトなサイズ感で持ち運びにも便利。外出先でも手軽にうるおいとツヤを仕込むことができるのも大きな魅力のひとつ。
そんなメリット盛りだくさんのスティックハイライトだけれど、世界的なツヤ肌メイクの流行もあってか、次々と新しいタイプのスティックハイライトが登場し、一体どれを選んだらよいかわからない人も多いはず。
そこで今回は、日ごろから数多くのコスメに触れている美容のプロたちも愛用するスティックハイライトを3つご紹介。
ナーズ ザ マルティプル
ニューヨークを拠点にしながら、数多くのトップモデルやセレブを手がける人気メイクアップアーティストのアリー・スミスのおすすめは、NARS(ナーズ)の「ザ マルティプル」。
アイ、チーク、リップ、ボディに使用できるマルチタイプなスティックハイライトで、どんなタイプの肌でもナチュラルでツヤやかな肌に。軽く、重ねづけできるフォーミュラで、時間が経ってもくすみを感じさせない明るく生き生きとした印象に仕上げてくれる。
アリーは「私の1番のお気に入りは、ナーズ ザ マルティプルのコパカバーナ(1501N)ですね。とても軽いテクスチャですし、光沢感も非常にゴージャスです」と米Allureでコメント。
続けて、「眉骨、頬骨の上、唇の山などにつけています。耳を出ている場合は、耳の上に少し塗って、さりげなくハイライトしてみるのもいいですよ」とアドバイスした。
メイベリン ニューヨーク マスターストロビングスティック
モデルのジジ・ハディッドやケンダル・ジェンナーを担当するメイクアップアーティストのエリン・パーソンのおすすめは、メイベリン ニューヨークの「マスターストロビングスティック」。
マイクロファインパール配合のテカリにくいスティックハイライトで、まるでストロボライトを浴びた時のようにツヤ感と立体感の両方を演出。ひと塗りで内側から輝くような、ナチュラルなメリハリを叶えてくれる。
エリンは「(顧客の)肌色によって変わりますが、肌が明るい人には、メイベリンのマスターストロービングスティックを使うのが大好きです」と米Teen Vogueでコメント。
お気に入りの使い方について、エリンは「ヌードとピンクの2色をミックスして使うのが好きですね。柔らかいピンクとシャンパンが絶妙なきらめきを与えてくれます」と明かした。
シャネル ボーム エサンシエル
俳優のマーゴット・ロビーやケイト・ボズワースを手がけるメイクアップアーティストのパティ・ダブロフのおすすめは、シャネル(CHANEL)の「ボーム エサンシエル」。
肌に濡れたようなツヤをプラスするバーム状のスティックハイライトで、まるでスキンケアのようなしっとりしたテクスチャーが特徴。頬、まぶた、唇など輝きを与えたい部分にのせるだけで、透明感のある美肌を演出する。
パティは「シャネルのボーム エサンシエルは、頬骨、まぶたの中心、眉骨、どこにでもナチュラルなアクセントを与えてくれるお気に入りのハイライト。軽い感じでツヤを出したり、肌を素肌のように見せたりするのにピッタリです!」と米Violet Greyで話している。
トレンドの濡れツヤ肌を手軽にゲットできる魅力たっぷりのスティックハイライト。まだ使ったことがないという人は、これを機にぜひ一度手にとってみては。(フロントロウ編集部)