人気シンガーのザ・キッド・ラロイがロサンゼルスでフリーコンサートを開催。その時公演を一時中断するハプニングがあった。(フロントロウ編集部)

ラロイがフリーコンサートを開催

 ジャスティン・ビーバーとコラボしたシングル「Stay」でオーストラリア出身の男性ソロアーティストとしておおよそ40年ぶりに全米シングルチャートを制すなど、勢いがあるザ・キッド・ラロイは、4月22日に新曲「Thousand Miles(サウザンド・マイルズ)」をリリース。

 新曲のリリースに伴い、ラロイはフリーコンサートをロサンゼルスのロッジ・ルームを開催。

 この公演でラロイは「Stay」や新曲の「Thousand Miles」はもちろん、未発表曲や21歳の若さでこの世を去ったラロイの兄貴分であるジュース・ワールドとのコラボ曲「Hate the Other Side」などもパフォーマンスした。

ファンがステージに押し入り公演を中断

 順調に進んでいたラロイのフリーコンサートだが、公演中に興奮しすぎた2人のファンがステージに乱入。これにより公演を一時中断するというハプニングが発生した。

 その後、ステージに押し入った2人のファンは、セキュリティにより取り押さえられた。ラロイはこの出来事をきっかけに、前方が窮屈になっているのに気づくと、「後ろに下がってください」と前方にスペースができるようにファンにお願い。

画像: ファンがステージに押し入り公演を中断

 その後ラロイがステージに落ちていたメガネを発見。落とし主にメガネを返すと、メガネをかけたその人を見て「すっごくかっこいい」とコメントした。

 トラヴィス・スコットが開催したアストロワールド・フェスティバルで前方に人が押しよせて10名が死亡するという出来事が起こって以来、アーティストがヒートアップしたファンの異常を察知して公演を中断することは多く、ビリー・アイリッシュもパフォーマンスを一時中止してファンを助け、先日開催されたコーチェラ・フェスティバルでもアーケイド・ファイアが助けを求めるファンに気づいて公演を中断するシーンがあった。

(フロントロウ編集部)

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