日本国内のフェムテック市場が急速に拡大するなか、一歩先を行く海外ではこれまで以上に進化したユニークなフェムテック製品が続々と誕生。そんな変わり種フェムテック製品を手掛ける、新鋭ブランドを3つご紹介。(フロントロウ編集部)

海外のフェムテック最前線

 生理をはじめとした女性が抱える悩みをテクノロジーで解決する「フェムテック」は、日本でも近年注目のキーワードとなっていて、生理用品の選択肢が増えたり、女性目線のセクシャルウェルネス製品が誕生したりと、嬉しい進歩を遂げている。

画像: 海外のフェムテック最前線

 その一方で日本よりも前からフェムテックという言葉が使われていた欧米諸国では、フェムテック製品も多様化。これまで見落とされがちだったニーズをとらえたフェムテック製品をはじめ、新しい視点を取り入れたユニークなアイテムが増えている。

 そして、進化したフェムテック製品を手掛けるのが、海外で注目を集める新鋭フェムテックブランド。日本では生理用品をはじめとしたフェムテック製品の市場は、歴史あるパーソナルケア企業のものがシェアの大半を占めているけれど、海外ではフェムテック製品だけを扱う専門の新ブランドが次々と生まれていて、無名だったブランドがわずか数年で急成長するなんてことも少なくない。

 そんな新鋭フェムテックブランドが手掛ける、海外で注目のフェムテック製品をご紹介。

The Honey Pot フェムケアできるバスボムに注目

 The Honey Potは、植物由来の成分のみを使用した低アレルギー性の生理用品やデリケートゾーンケア製品を展開するフェムテックブランド。100%オーガニックコットン素材でハーブやエッセンシャルオイルを使ったナプキンやタンポン、デリケートゾーン用ワイプが人気なのだけれど、もうひとつ注目を集めているのがバスボム。

画像1: thehoneypot.co

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 The Honey Potのバスボムのどこが新しいかというと、膣内を含めたデリケートゾーンをケアできるように設計されているところ。皮膚科医も開発に携わった低アレルギー性の処方でありながら、膣のpHバランスを整えて、デリケートゾーンの不快感やかゆみ、乾燥をケアできるという。口コミ評価も高く、実際に使用したユーザーの多くが絶賛のレビューを残している。

画像2: thehoneypot.co

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 そんなThe Honey Potは、女性を支援する活動にも力を入れているブランド。発展途上国の女性を支援するさまざまな団体とパートナーシップを組んでいて、製品を購入するたびにこれらの団体に寄付される。

Stix メンタルにも配慮した検査製品を販売

 妊娠検査や排卵検査、デリケートゾーンに関係する感染症などの検査は、人によって取り巻く状況も異なるため、不安に感じたりプレッシャーを感じたりすることも。そんな検査時のメンタルケアも兼ね備えた画期的な製品を展開するのが、Stixというブランド。

 Stixは、これまでにないオシャレなデザインの妊娠検査薬や排卵検査薬、カンジダ症の検査薬、尿路感染症の検査薬を展開。パッケージではオシャレさだけでなく、深呼吸してみようなど検査前の不安な気持ちを和らげるメッセージがデザインされていて、メンタルをサポートしてくれる。また専門用語が少なく、誰でも安心して使えるように設計されているそう。ちなみにStixでは、検査薬だけでなくサプリやケアアイテムなども販売している。

 そんなStixは、女性の創設者たちが自身の経験や不満をもとに立ち上げたブランド。それゆえにいたるところに女性目線のこだわりが詰まっていて、多くの医師の監修を得てつくられた精度の高い検査薬でありながら、価格はかなりリーズナブル。急ぎの注文やサブスクサービスも充実しているのも嬉しい。

Tabu 更年期向けのセクシャルウェルネス製品を展開

 セルフプレジャー製品をはじめとしたセクシャルウェルネスブランドも、海外ではさまざまなブランドが登場しているけれど、ほかのブランドと一線を画すのがTabuというブランド。

画像1: heytabu.com

heytabu.com

 タブーに立ち向かうという意味が込められたTabuの最大の特徴は、更年期の女性をターゲットにしていること。臨床医やセラピスト、そして更年期の女性のリアルな声も集めて開発されたセックストイや潤滑油を販売し、セクシャルウェルネスを通じた更年期の心や体のケアを発信している。

画像2: heytabu.com

heytabu.com

 ちなみにTabuは、女性の創設者が更年期を迎えた母とともにセックスについて対話し、タブーを壊すべきだと感じたことがきっかけで生まれたブランド。年齢にかかわらずセクシャルウェルネスを称え、祝える社会になることを目標に掲げているという。

 海外で注目を集める新鋭フェムテックブランド。日本でもフェムテック製品は少しずつ進化しているので、今後どんな新しい製品が登場するのか注目したい。(フロントロウ編集部)

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