ファッション界の大手オンライン検索エンジンである英Lystが、2022年第1四半期で最もホットだったブランドを発表。そのうちのトップ5を紹介。(フロントロウ編集部)

英Lystが発表したランキングに注目

 2022年も第1四半期が終了。第2四半世紀に向けて動き出すなか、イギリスのファッション界の大手オンライン検索エンジンであるLystが、第1四半期に最もホットだったファッションブランドトップ20を発表。

画像: 英Lystが発表したランキングに注目

 このランキングは、Lystの顧客による、Lyst内外での検索数、商品の閲覧数、セールスなどの行動をもとに作られている。ブランドと商品に対する注目度を追跡するために、3ヶ月の調査期間中のソーシャルメディア上のメンション数、アクティビティ、エンゲージメントなどの統計なども考慮されている。

 今回トップ20のブランドが発表されたのだが、そのうちのトップ5を紹介。第1四半期最もアツかったブランドとは?

第1四半期で最もホットだったブランドは?

5位:ヴァレンティノ(Valentino)

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 ゼンデイヤが広告塔を務めるヴァレンティノが5位。2022-23年秋冬コレクションでは、会場がピンクに染められ、ランウェイに登場したアイテムもピンクとブラックだけで話題に。また、ヴァレンティノは2022年に「オープン・フォー・ア・チェンジ」というサステナビリティプロジェクトを始動させ、エコなスニーカーを発表した。


4位:プラダ(Prada)

 2022年のスプリングキャンペーンにトム・ホランド、春夏レディースキャンペーンにハンター・シェイファーなど、今勢いのある俳優を広告塔に起用して話題に。冬季北京オリンピックのスノーボード女子スロープスタイルで銀メダルを獲得し、今大会でアメリカ第1号メダリストとなったジュリア・マリノがプラダのスノーボードを使用するも、ビックエアーの前夜に使用禁止が言い渡され試合を破棄したり、「ライダーズ リパブリック(RIDERS REPUBLIC)」というゲームにアイテムを登場させたりと、何かと注目を集めることが多かった。


3位:ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)

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 2021年11月に100年以上続くルイ・ヴィトンの歴史の中で初めて黒人デザイナーとして起用されたヴァージル・アブローが死去。これに伴い、ヴァージルが生前最後に手掛けた2022年秋冬メンズコレクションがパリで開催され、注目を集めることに。ルイ・ヴィトンはフランスに2つの新しいアトリエを設立し、生産を拡大しており、まだまだ勢いは衰えてない。


2位:グッチ(Gucci)

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 最近は他のブランドとよくコラボしているグッチ。1月にはザ・ノース・フェイスとのコラボTHE NORTH FACE x Gucciの第2弾を発表するほか、ミラノファッションウィークにて発表されたコレクション「EXQUISITE GUCCI」では、アディダスとのコラボもお披露目して注目を集めた。


1位:バレンシアガ(Balenciaga)

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 ジャスティン・ビーバーやキム・カーダシアンが広告塔になったバレンシアガが1位に。2022年秋冬コレクションでは吹き荒れる吹雪のなか、モデルたちが最新コレクションに身を包み会場をウォーキングし、会場の座席には、ロシアに侵攻されているウクライナへ連帯を表明するかのように、ウクライナの国旗を彷彿とさせる黄色と青のTシャツが座席に置かれた

(フロントロウ編集部)

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