トム・ホランドは“ネタバレ王”の称号を逆手に取り、ビジネスに利用している? トムが最近口にしたある“ネタバレ”について、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の共演者が意味深発言。じつは計算高いというトムの習性を暴露した。(フロントロウ編集部)

※この記事には、映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のネタバレが含まれます。

トム・ホランドは“ネタバレ王”の称号をうまく利用している?

 作品の未発表情報やストーリーをポロリと口にしてしまうことが多々あったことから、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)きっての”ネタバレ王”というあだ名がすっかり定着してしまったスパイダーマン役のトム・ホランドは、自身に与えられたその称号を逆手に取って世間を翻弄しているかもしれない。

画像1: トム・ホランドは“ネタバレ王”の称号をうまく利用している?

 そんな疑惑を提唱しているのは、マーク・ウェブ監督による映画『アメイジング・スパイダーマン』と、その続編の『アメイジング・スパイダーマン2』でスパイダーマンを演じたアンドリュー・ガーフィールド

画像2: トム・ホランドは“ネタバレ王”の称号をうまく利用している?

 アンドリューは、トムが主演を務めた『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に、サム・ライミ監督による映画『スパイダーマン』三部作でスパイダーマンを演じたトビー・マグワイアとともに友情出演。3人のスパイダーマンが顔をそろえるという粋な演出は、シリーズファンを大いに沸かせた。

 シリーズの歴史に残る先輩スパイダーマンたちとの共演シーンについて、トムは、じつは3人のうちの誰かが、スーツの下にこっそりお尻を大きく見せるためのパッドを装着していたという“ネタバレ”を米人気トーク番組『LateNight with Seth Meyers(原題)』で披露。

 「ネタバレを1つ教えましょう。誰かまでは言いませんが」と前置きし、「僕らの中の1人は、スーツの中に偽物のお尻を着けています。皆さんで探してみてください」と話したトムは、「セットにいた時に、『すごいな。いや、ちょっと待てよ。なんだ、本物じゃないじゃん』って思ったのを覚えていますね」と続け、パッドを装着していたのは自分ではなく、アンドリューかトビーのどちらかだと示唆した。

「ニセ尻疑惑」にアンドリューが反応

 トムが“今だから言えるネタバレ”として口にしたニセ尻説に関して、アンドリューが反応。

 トムの約2カ月後に同じ番組に出演したアンドリューは、「トムは論議を巻き起こそうとしているだけですよ」と笑いながらコメントし、「トムはみなさんのためにゲームのサブジャンルを創り出すのが上手いんです。映画を観に来た人たちが『あれ、あのお尻は本物っぽくないな。トビーのお尻は本物に違いない。アンドリューって、本当はあんなにお尻は大きくないはずだよね? いや、本物の可能性もあるぞ』となるように」と、トムは映画の観客動員数を増やす目的で、リップサービスとして“ネタバレ“を披露したに違いないと続けた。

画像: 「ニセ尻疑惑」にアンドリューが反応

 「僕が知っているのは、僕は一切修正されていないということです。僕に言えるのはそれだけ」と、もしトムの“ネタバレ”が真実だとしても、スーツの下にお尻パッドを装着していたのは自分ではないと強調したアンドリュー。

 最後には、トムは「マーケティングが本当に上手ですからね」と、トムの“ネタバレ”こそが偽物だと匂わせた。

アンドリューは“ポーカーフェイス王”

 ただ、ここで1つ忘れてはいけないのが、アンドリューがウソがとても上手だということ。

 アンドリューは自身とトビーの『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』出演について、公開前10カ月以上にわたって、いくつものインタビューで直撃されながらも、“知らぬ存ぜぬ”で通したツワモノ。

画像: アンドリューは“ポーカーフェイス王”

 「僕のところには連絡は来ていませんね」「そんな話は聞いていません」と見事なポーカーフェイスでかわしてきただけに、今回も“トムがネタバレ王の称号をビジネスに利用している”と吹聴することで、自身にかけられたニセ尻疑惑をうまく払拭しようとしている可能性もある。

 アンドリューがそんな手の込んだことをしているとしたら、それこそ怪しいけれど、果たして真相は? 今回のアンドリューの反応により、トムが明かしたニセ尻説が本当なのかウソなのかさらに気になってしまうことは確か。(フロントロウ編集部)

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