ここ数年、海外では「前髪」を作るのがトレンド。なかでも今季は、ざっくりとした短め前髪「バーキン・バングス」がブームの予感。幼く見えないスタイリング方法など、(フロントロウ編集部)

バーキン・バングスとは?

 いま注目を集める前髪「バーキン・バングス(Birkin Bangs)」とは、1960年代にモデル、俳優、歌手として一世を風靡した元祖スタイルアイコン、ジェーン・バーキンが取り入れていた前髪スタイルのこと。

画像: ジェーン・バーキン

ジェーン・バーキン

 眉毛にかかるくらいの短めの前髪で、束感をしっかり出して、ざっくりとラフに仕上げるのが特徴。ロンドンで生まれ、パリで活躍したジェーンらしい、上品ながらクールさを兼ね備えたヘアスタイルで、時代を超えて愛され続けている。

 そんな「バーキン・バングス」が再びトレンドにカムバック。

 米ヘアケアブランドIGK Hair Careの共同創業者であるフランク・イズキエルドは「最近の傾向としては、自然なテクスチャーの前髪が好まれています」と話し、「なかでも60年代に流行をもたらしたフランスのアイコン、ジェーン・バーキンにインスパイアされた“バーキン・バングス”が人気ですね」と米Byrdieでコメント。

 バーキン・バングスの魅力について、フランクは「前髪を作るとメンテナンスが大変で面倒だと思う人も多いですが、このバーキン・バングスはストレートヘアでもナチュラルな雰囲気で、ヘアセットも楽です」と説明。

 とくに朝のスタイリングに時間をかけたくない人にピッタリの前髪スタイルだと明かした。

バーキン・バングスを“今っぽく”仕上げるポイント

 そんなバーキン・バングスを今っぽく仕上げるポイントは、ズバリ「ドライシャンプー」を使うこと。

 ヘアスタイリストのレナ・カルホンいわく、バーキン・バングスは、あえて作り込まないナチュラルな“リラックス感”が最大の特徴。そのため、従来のヘアオイルやヘアスプレーを使うよりも、ドライシャンプーのほうが軽やかなラフスタイルに仕上がるという。

 またレナは「前髪はおでこに当たりやすいので、汗や皮脂でペタッとなりがちです」と話し、とくに汗ばむ夏場は、前髪をふわっとさせるドライシャンプーを重宝するはずだとも語っている。

 ちなみに、レナのおすすめは、米ヘアケアブランドVirtueの「リフレッシュ ドライシャンプー(17ドル)」。植物由来のパウダー配合で余分な皮脂を吸着。清涼感のある香りで、ふわふわな仕上がりに導いてくれる。

 適度な抜け感がおしゃれなムードを演出する「バーキン・バングス」。パーマやセットするのはもちろん、何もつけないストレートな状態でも可愛いので、おしゃれで楽な髪型をお探しの人は要チェック。(フロントロウ編集部)

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