ゾクゾクする怖さの映画きた！『Don’t Worry Darling』予告公開
映画『ブックスマート』で監督デビューを果たし、その才能で映画ファンを驚かせたオリヴィア・ワイルド監督の新作『Don’t Worry Darling（原題）』は、前作とはまったく異なる心理スリラー。主演は『ミッドサマー』のフローレンス・ピューで、彼女の夫をハリー・スタイルズが演じる。
そんな本作の予告編がついに公開された。映像では2人のほかにも、オリヴィアやジェンマ・チャン、キキ・レイン、クリス・パインらの姿も見ることができる。
舞台は1950年代。ユートピアのような街ヴィクトリーに住む夫婦たちは、幸せいっぱいに暮らしている。しかし、主人公であるアリスが、夫ジャックや街に住む男性たちの“仕事”について疑問を持ち始めた時に事態は急転していく…。経営者でありライフコーチでもあるフランクが率いて「世界を変える」ことが目的の“ヴィクトリー・プロジェクト”とは何なのか？
予告編には、中身がない卵、浴室の鏡に映る“動かない”自分、迫りくる窓と壁に挟まれるアリス、ラップにくるまれたアリスの顔、不気味なバレエレッスンや、引きずられる人の足、そして丘を登る赤い服の軍団などのシーンがちりばめられており、フローレンスの代表作である『ミッドサマー』や、ジョーダン・ピール監督による『ゲット・アウト』、ナタリー・ポートマン主演の『ブラック・スワン』など、ホラーではない恐怖映画として名高い様々な作品に似た雰囲気が感じ取れる。
ワイルド監督は予告編映像をいち早く公開したシネマコンで、本作についてこう説明している。
「欲しいもの、夢見るものをすべて手に入れた人生を想像してほしいんです。美しい家、完璧な天候、豪華な車といった目に見える物だけでなく、真実の愛、本物で信頼できる友情、意義を感じる目的といった、本当に大切なものも。そのような人生を諦めるには、何が必要でしょうか？正しいことをするために、あなたは本当に犠牲を払いたいですか？自分のために作られたシステムを、喜んで解体することができますか？それが、『Don't Worry Darling』の世界であり、問いかけです」
（フロントロウ編集部）
