ジョニー・デップが裁判の最中に、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで演じたジャック・スパロウのセリフを口にしていた!?(フロントロウ編集部)

ジョニー・デップが裁判中に口にした「ひと言」に注目が集まる

 俳優のジョニー・デップが元妻で同じく俳優のアンバー・ハードを名誉毀損で訴えた裁判で、ジョニーが映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで演じたジャック・スパロウのセリフを口にしたと話題になっている。

 現地時間5月5日に行なわれた裁判で証言台に立ったアンバーが、“コカインが入った瓶をジョニーが所持していた”と述べた直後のこと。瓶(Jar)というワードを聞いたジョニーが、隣に座っていた弁護士に「土入り瓶?(Jar of dirt)」と小声で囁いたという。「土入り瓶」と聞いてピンときたファンの方もいると思うが、じつは映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』には、ジョニー演じるジャック・スパロウが「土入り瓶だ、土入り瓶だ、中身はなんでしょう〜♪」と歌うシーンがある。ジョニーはそれを覚えていて「土入り瓶」と口にしたものと思われる。

 ちなみに、ジョニーは、今回の名誉毀損裁判の発端である2018年に米Washington Postに掲載された論説(※)が原因で、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズをクビになったと主張しているが、アンバーの弁護団は、ディズニーはそれ以前にジョニーを『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズから外すことを決めていたと指摘しており、ディズニーがいつその決断を下したのかが裁判の争点のひとつとなっている。
※この論説を執筆したアンバーはジョニーの名前こそ出さなかったものの、自身がドメスティック・バイオレンス/家庭内暴力のサバイバーであると主張すると同時に、2年前に告発したDV(=時期からして加害者はジョニーであることが推測される)の詳細を明らかにした。 

画像: ジョニー・デップが裁判中に口にした「ひと言」に注目が集まる

 これまでにディズニーがジョニーのシリーズ降板に言及したことはなく、本人に直接クビを言い渡したこともないが、ディズニーが続編を制作にするにあたってジョニーの出演に難色を示しているのは公然の事実となっており、実際、2017年公開の『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』以降、続編は作られていない。(フロントロウ編集部)

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