ジェルとスカルプチュア、結局どう違うの?
ネイルサロンでやってもらうネイルの種類といえば、ジェルネイルとスカルプチュアが長年の定番。でもこの2つの種類について、実際にどう違うのか、それぞれのメリットについて知らない人もいるのでは?
そこで2つのタイプの違いとメリットを海外のネイリストが解説。自分に合ったネイルのタイプが分かる、プロの解説をチェック。
ジェルネイル:爪にやさしい
ジェルネイルとは、ジェル状の樹脂を爪の上に塗り、LEDライトやUVライトで照らすことによって硬化させるネイルのこと。このタイプのメリットは、自爪へのダメージの少なさ。
ネイリストのブリトニー・ボイスは、「ジェルネイルは、着用中やオフ時の爪への負担がそこまで大きくないので、爪を傷めずにネイルを楽しむことができます」と米Allureに説明。さらに自宅でもオフができるので、オフのたびに毎回ネイルサロンに行くのはちょっと…という人でも取り入れやすいのだとか。
ただし唯一の難点が、長さや形を大幅に変えるのが難しいこと。ジェルネイルは基本的に自爪の上にジェルを塗るため、元々の爪が短い場合はネイルをしても短いまま。わずかに長さ出しをすることは可能であるものの、大胆な長さを求めるならほかのタイプを選択したほうがよさそう。
スカルプチュアネイル:耐久性抜群
アクリルネイルやスカルプネイルとも呼ばれるスカルプチュアネイルは、アクリルパウダーとアクリルリキッドを混ぜて硬化させる人工爪のこと。そんなスカルプチュアネイルのメリットは、耐久性の強さ。
ブリトニーは、「スカルプチュアネイルは、ジェルよりも硬く、割れたり剥がれたりする心配が圧倒的に少ないです」と話し、指先を使った仕事をする人や絶対に長持ちさせたい人はこのタイプを選ぶようアドバイス。また、硬いアクリル素材であるため、自爪より長いネイルに挑戦できるのもメリットだと明かした。
一方デメリットももちろんあり、スカルプチュアネイルは爪への負担が大きいのが難点。スカルプチュアネイルを爪と接着させるための薬剤や、オフする際の工程で爪が傷つきやすく、長期間繰り返すことで爪が弱くなってしまうことも。爪を守りながらスカルプチュアネイルを続けるには、念入りなケアが必須だそう。
意外と知らないジェルネイルとスカルプチュアネイルの違い。プロの解説を参考にしながら、自分の好みや生活に合うものを選んでみて。(フロントロウ編集部)