映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのプロデューサー、ジェリー・ブラッカイマーがジョニー・デップがジャック・スパロウ役で再び同シリーズに出演する可能性について語った。(フロントロウ編集部)

『パイレーツ・オブ・カリビアン』が新作に向けて始動

 映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのプロデューサーとして知られるジェリー・ブラッカイマーが、次回作について現時点で2つの企画が進行中であることを英The Timesのインタビューで明かした。

 ひとつは以前からウワサがあった俳優のマーゴット・ロビーを主人公とした作品で、ブラッカイマー氏は「我々はマーゴット・ロビーと話をしています」とウワサが事実であることを認めると、続けて「『パイレーツ・オブ・カリビアン』の脚本を2つ書いているところなのですが、ひとつは彼女(マーゴット)を想定したもので、もうひとつは違います」と語った。

 ここで気になるのは、もうひとつの脚本は誰を想定したものなのかということ。真っ先に思い浮かぶのは、過去5作品で主人公のジャック・スパロウを演じた俳優のジョニー・デップだが、ジョニーは元妻で同じく俳優のアンバー・ハードに対するDV疑惑が浮上したことを理由に同シリーズから外されたと言われている。

画像: 『パイレーツ・オブ・カリビアン』が新作に向けて始動

 先ほどのインタビューで、次回作の構想にジョニー演じるジャック・スパロウは含まれているのかと聞かれたブラッカイマー氏は、「今のところありません」としたうえで、「でも、先のことをはわかりません」と希望をチラつかせた。

 ちなみに、これまでにディズニーがジョニーのシリーズ降板に言及したことはなく、本人に直接クビを言い渡したこともないが、ディズニーが続編を制作にするにあたってジョニーの出演に難色を示しているのは公然の事実となっており、大人気シリーズにもかかわらず、2017年公開の『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』以来、続編は制作されていない。現在行われている裁判で、ジョニーもできればジャック・スパロウと「ちゃんとしたお別れがしたかった」と悔しさをにじませていたが、果たして。(フロントロウ編集部)

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