グリーングロスの魅力
グリーングロスとは、その名の通り、グリーンカラーのリップグロスのこと。とはいっても、パキッとした緑色に強く発色するものではなく、基本的には緑がかった透明なリップグロスで、緑色のラメなどが入っていることもある。
グリーングロスの使い方は、一般的なリップグロスと同じで、別の口紅を塗った上から重ねづけすることで、しっとりとしたツヤ感やニュアンス感を演出してくれる。
また、グリーングロスの緑色は赤色の「補色」でもあるため、使い方によってリップの赤みをおさえたり、色味をコントロールして透明感を引き出したりなど、さまざまなメイクアップ効果が期待できるという。
米コスメブランドNYX Professional Makeupに所属するメイクアップアーティストのマーティン・コロナも「グリーングロスに含まれるわずかな緑の色合いは、唇の赤みをやわらかく中和してくれるので、とくにヌードリップを作るときは便利ですね。唇の色味をトーンダウンしてくれます」と米Makeup.comで話している。
グリーングロスは「赤リップ」と重ねるのがオススメ
そんなグリーングロスの活用方法のなかでも、とくにプロがオススメしているのは、鮮やかで発色の良い「赤リップ」の上から重ねづけすること。
マーティンいわく、赤リップの上から重ねづけすることで、唇のツヤと透明感がアップし、いまトレンドのニュアンスたっぷりな「くすみカラー」に変化させることができるそう。
透明感のある唇に!「グリーングロス」おすすめ2選
ほかの口紅の上から重ねるだけでなく、リップトリートメントとしても活用できるグリーングロス。そのなかでも特に人気の優秀アイテムを2つピックアップ。
UZU BY FLOWFUSHI「リップトリートメント」
1つめのアイテムは、ウズバイフローフシの「38℃/99℉ LIP TREATMENT -2 SHEER-GREEN」。いらない赤みだけを自然に補正するクールなミントグリーンのリップグロスで、かさつきやくすみが気になる唇をふっくら明るくし、ひと塗りでしっとりツヤのある唇を演出。唇のケアアイテムとしてもおすすめ。
2つめのアイテムは、マリークワントの「リップ チャット(ライムグリーン)」。抜け感を演出するライムグリーンのリップグロスで、偏光ゴールドパール、偏光ブルーパール、シルバーガラスパールを配合。唇やリップカラーの赤みをおさえて落ち着いた雰囲気に仕上げてくれる。
いつものリップメイクにニュアンス感をプラスするほか、透明感も引き出してくれるグリーングロス。1本持っていて損はないので、同じメイクばかりでマンネリ気味という人はチャレンジしてみては。(フロントロウ編集部)