グレタ・ガーウィグ監督作の映画『バービー(原題:Barbie)』に、人気シンガーが出演するというウワサが浮上。(フロントロウ編集部)

10年前から構想を練っていた実写版『バービー』

 米玩具会社のマテル社は、10年以上前からバービー人形の実写映画化を計画しており、2014年にはソニーと契約して、主演にエイミー・シューマーやアン・ハサウェイの名前があがっていたが、スケジュールを理由にした俳優の離脱や、クリエイティブ面を理由にした脚本家の離脱、さらには2016年のマテル社による実写映画『マックス・スティール』の大コケなど、多くの困難に見舞われて制作は難航。

 しかし2018年、マテル社は計画を一新し、ワーナー・ブラザースと契約して、マーゴット・ロビー主演で実写化を進めることに決定。

 実写版『バービー』にはマーゴットの他に、ライアン・ゴズリングやアメリカ・フェレーラ、シム・リウ、ケイト・マッキノン、エメラルド・フェネルなどが出演することが確定。

 そんなバービーに出演するとウワサされるシンガーがいる。

デュア・リパが『バービー』に参戦か

 それは、ミレニアル世代を代表するイギリス出身のシンガーであるデュア・リパ。デュアは2022年に公開予定のマシュー・ヴォーン監督による映画『アーガイル(原題:Argylle)』でスクリーンデビューすることが決定しており、徐々に演劇の世界にも足を踏み入れている。英The Sunによるとデュアは、『バービー』に出演するために準備を進めているという。

画像: デュア・リパが『バービー』に参戦か

 デュアは現在ワールドツアーを行なっているため多忙を極めているが、7月は2公演だけで、8月と10月はまだツアーの日程が発表されていないため、もし出演するのであればこの辺りで撮影する可能性が。

 デュア以外にも、トランスジェンダーモデルとしてはじめて有名トップモデルが所属するIMGに入ったハリ・ネフや、『ドクター・フー』の14代目ドクターに選ばれた、チューティ・ガトワ、そして俳優や作家、プロデューサーとして活動しているイッサ・レイなども出演すると言われている。

 まだまだ謎が多い『バービー』だが、米New York Timesの映写技師で作家としても活動するカイル・ブキャナンによると、マーゴット、ハリ、イッサが異なるバージョンのバービーを演じ、ライアン、シム、チューティが異なるバージョンのケンを演じるという。

 水面下で着々と物事が進んでいる『バービー』は、2023年に公開が予定されている。

(フロントロウ編集部)

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