俳優のジョニー・デップが裁判所の前で出待ちするファンのために、自身の代表作である『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウの話し方で呼びかけに応じた。(フロントロウ編集部)

ジョニー・デップ、“ジャック・スパロウの話し方”で呼びかけに応じる

 元妻のアンバー・ハードと法廷闘争の真っ只中にある俳優のジョニー・デップが、裁判所の前で出待ちするファンのために、自身の代表作である『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウの話し方で呼びかけに応じる場面があった。

 ご存じの方も多いと思うが、ジョニーは『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズから事実上“解雇”されたと主張しており、実際、2017年公開の『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』以来、続編は制作されていない。これまでにディズニーがジョニーのシリーズ降板に言及したことはなく、本人に直接クビを言い渡したこともないが、ディズニーが続編を制作にするにあたってジョニーの出演に難色を示しているのは公然の事実となっている。

画像: ジョニー・デップ、“ジャック・スパロウの話し方”で呼びかけに応じる

 ジョニーの姿をひと目見ようと、この日も裁判所の前には大勢のファンが。声援が送られるなか、車の窓を開けて手を振るなどのファンサービスを行なったジョニーは、あるファンから「あなたは永遠に私たちのキャプテン・ジャック・スパロウです!」と言われると、ジャック・スパロウを彷彿とさせる話し方で「彼はまだどこかにいる。たまに見かける。彼はときどき顔を出すんだ」と答えた。

 そのやりとりを収めた動画がこちら。

 フロントロウで連日お伝えしているが、ジョニーは、アンバーが2018年に米Washington Postに掲載された論説のなかで、名前こそ出さなかったもののジョニーであることがわかるかたちで、彼によるDVを告発したことが名誉毀損にあたるとして、5,000万ドル(約64億円)の損害賠償を求めている。一方のアンバーも、ジョニーが彼女のキャリアと評判を傷つけるために仕組んだ中傷キャンペーンによって甚大な影響を受けたとして、1億ドル(約130億円)を求めて逆提訴した。現地時間4月11日から始まった裁判は5月27日に最終弁論が行われる予定で、判決はその後発表される。(フロントロウ編集部)

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