マツエクに塗ったマスカラを上手に落とす方法
自分のまつ毛に1本ずつエクステを専用のグルーで装着する「マツエク」。目を大きく見せたり、メイクの手間が省けたりなどメリットがたくさんある一方で、間違ったケアをすると、すぐに取れてしまうのが難点。
とくに気をつけたいのは、マツエクに塗ったマスカラを落とすとき。
近年、マツエクをしたまつげに使用できる「マツエク専用マスカラ」が、さまざまなブランドから発売されていることもあり、積極的にマスカラを塗るという人が増えてきている。しかし、たとえマツエク用マスカラでも、正しい落とし方をしないと、マツエクの持ちが悪くなるとプロは言う。
そこで、セレブを手がけるまつ毛の専門家で、ニューヨーク州にあるマツエクサロンEnvious Lashesの創業者であるクレメンティナ・リチャードソンが、マツエクの持ちをアップさせるクレンジングのコツを米Makeup.comで紹介した。
オイルフリーのクレンジング料を使う
クレメンティナによると、マツエクに塗ったマスカラを落とすときは、必ずオイルフリーのクレンジング料を使うことが重要。
クレメンティナは「マスカラを落とすのに一番安全な方法は、オイルフリーの優しいメイク落としを使うことです」と話し、その理由について「オイル系のクレンジング料はエクステの接着剤を弱くし、マツエクが取れやすくなるからです」と説明。
クレンジングの使い方について、クレメンティナは「まず、オイルフリーのクレンジング料をスプーリーブラシ、または使い捨てのマスカラブラシの上に数滴ほどたらします。あとは、マツエクに付着したマスカラだけが落ちるように、まつげを優しくブラッシングします。これをマスカラが落ちるまで何回か繰り返してください」とアドバイスした。
ちなみに、クレメンティナのおすすめクレンジングは、Garnier(ガルニエ)の「スキンアクティブ ミセラークレンジングウォーター オールインワンメイクアップリムーバー」。
メイク落としシートやコットンを使うのはNG
クレメンティナいわく、オイル系のクレンジング料以外にも、メイク落としシートやコットンにクレンジング料を含ませてマスカラを落とす方法もあまりオススメしないそう。
クレメンティナは「マツエクの周りをコットンでこするなどの行為は絶対にしないでください。マツエクが絡まったり、自分のまつげがちぎれたりする恐れがあります」と忠告。同様に、目元に負担をかけるメイク落としシートなども使わないほうがいいと話している。
クレメンティナは「(クレンジングをつけた)マスカラブラシでまつげを丁寧にブラッシングし終えたら、ティッシュなどで軽くふき取るだけでOK。これだけでかなりマツエクの持ちがよくなります」と明かした。
マツエク専用のマスカラは、正しい落とし方さえマスターすれば、自分のまつげに負担をかけずにより華やかな目元がゲットできる便利なアイテム。マツエクの持ちをアップさせたい人はぜひ実践してみては。(フロントロウ編集部)