1年2ヶ月ぶりの日本カムバック作となったミニアルバム『SHE’S THE BOSS』をリリースしたTHE BOYZ(ドボイズ)にインタビュー。世界8カ国を回るワールドツアーに出発する直前のタイミングで、ミニアルバムや日本のファンへの思い、そして、彼らの世界規模のファンベースなどについて訊いた。(フロントロウ編集部)

世界8カ国を回るワールドツアーを行なっているTHE BOYZ

 「僕はBTS先輩を見て勉強になったことが本当に多かったです」。5月27日に1年2ヶ月ぶりの日本でのカムバックとなったミニアルバム『SHE’S THE BOSS』をリリースした韓国発のK-POPグループ、THE BOYZ(ドボイズ)のメンバーであるヨンフンはフロントロウ編集部にそう話してくれたが、この2年の間に5曲を全米シングルチャートの1位に送り込んだBTSを筆頭に、K-POPは今や世界的なムーブメントとなっている。

画像: 世界8カ国を回るワールドツアーを行なっているTHE BOYZ

 現在は10人で活動しているTHE BOYZもまた、錚々たるボーイズグループたちがパフォーマンス対決を繰り広げる韓国の大人気番組『KINGDOM : LEGENDARY WAR』で見事準優勝を飾ったほどの実力を引っ下げ、韓国はもちろんのこと、ここ日本をはじめ世界中のファンを魅了。5月29日からは、アメリカ6都市での公演やヨーロッパ4カ国での公演を含む、ワールドツアーを行なっている。

 フロントロウ編集部では今回、ミニアルバム『SHE’S THE BOSS』をリリースしたTHE BOYZにインタビューを実施。ワールドツアーの直前というタイミングで彼らに取材することができたので、1年2ヶ月ぶりとなった待望の日本カムバック作である本作についてはもちろん、今、K-POPが世界中のファンに愛されていることについてや、グローバルな活動には欠かせない語学の勉強法などについて話を訊いた。

『SHE’S THE BOSS』をリリースしたTHE BOYZにインタビュー

ミニアルバム『SHE’S THE BOSS』について教えてください。

ソヌ「ミニアルバムの『SHE’S THE BOSS』は僕たちが初めて全曲日本語歌詞に挑戦したアルバムで、オリジナル曲が6曲収録されています」
ジュヨン「タイトル曲の『SHE’S THE BOSS』は、ジャンヌダルクのような存在である彼女を守るという歌詞で、華やかなパフォーマンスと強烈な音楽が印象的な曲になっています」

画像: ソヌ

ソヌ

『SHE’S THE BOSS』にちなんで、皆さんが思う“THE BOYZのボス”は誰ですか?

サンヨン「僕です!僕がボスだと思います(笑)。チーム内でもリーダーなので!」
ヒョンジェ「THE BOYZのボスは…本当はジェイコブです!」

画像: サンヨン

サンヨン

『SHE’S THE BOSS』の収録曲で一番オススメしたい曲、最も共感できる曲はどの曲ですか?

ジェイコブ「僕はオシャレなサウンドの『One Dance』が好きです!『One Dance One Dance』と繰り返す部分が中毒性があって何度も聴きたくなります。明るさもありつつ、実は切ない歌詞にも注目して聴いてもらいたいです」

ヨンフン「『Always Together』が一番好きです。ファンの皆さんへの僕たちの想いを歌った曲なので、そのメッセージを受け取ってくれたら嬉しいです」

5月29日に行なわれるロサンゼルス公演を皮切りに、韓国を含む世界8カ国を回るワールドツアーも控えています。

ケビン「たくさんの国々にいるファンの方に会えるということでとてもわくわくしていますし、さらに拡大したK-POP市場に僕たちTHE BOYZが存在しているということを、とても光栄に感じています」
チュハンニョン「まず、今回のワールドツアーを通じて、僕たちTHE BOYZのエネルギーをお見せしたいです。それから、今回僕たちに初めて会うファンの方も多いと思うのですが、まだオンラインでしか見たことがなかったTHE BOYZが本当に存在することを証明したいです!」

画像: ヒョンジェ

ヒョンジェ

中でも、アメリカ・ツアーは6都市を回る大規模なものになっています。K-POPアーティストとして、アメリカやヨーロッパなどで近年、K-POPがこれまで以上に評価を高めた要因はどこにあると考えていますか?

ニュー「多くの先輩たちがグローバルで活発に活動してくれたおかげで、グローバルでもK-POPが身近となり、僕たちにも良い機会がたくさんできたのだと思います」
キュー「一番最初に思い浮かぶのは、“カル群舞(※1)”と“パフォーマンス”に注目が集まっているのではないでしょうか。 K-POPアーティストたちのパフォーマンスにはストーリー性があると思うのですが、それが高く評価されて、気に入ってくれたのだと思います。 それから、ポイントダンス(※2)が使われたショート動画がたくさんアップされている時にも、嬉しく感じますね! これからももっと一生懸命に頑張りますので、見守ってください」

※1 グループのメンバーたちが一体となって一糸乱れぬ形で披露するダンスのこと。
※2 楽曲の中でポイントとなる、特徴的な振り付けがあるダンスのこと。

画像: キュー

キュー

BTSなど多くのK-POPアーティストたちがワールドワイドに活躍している中で、他のグループの活動を見て参考にしていることなどはありますか?

ヨンフン「僕はBTS先輩を見て勉強になったことが本当に多かったです。ステージでのマナーもそうですし、行動やジェスチャー、表情など、すべてを一つ一つ見て勉強しました」
キュー「BTS先輩たちの海外ツアーなど、様々なライブ映像をみて、メンバーたちとも話をしたり、それを参考にして自分たちでアイディアを出したりしました。多くのK-POPの先輩たちの映像を見て学びました」

画像: ヨンフン

ヨンフン

幼い頃にはどんなアーティストに憧れていましたか?

ケビン「幼いときはブルーノ・マーズ、ビヨンセ、ペンタトニックス、ジョン・メイヤー、ジャスティン・ティンバーレイク、レディー・ガガなどを聴いていました。最近はドージャ・キャットやエリック・ナム、それから特にビリー・アイリッシュの音楽やパフォーマンスから影響を受けています」
サンヨン「僕はブルーノ・マーズさんがすごく好きです!」

画像: ケビン

ケビン

世界での自分たちの人気を実感した出来事などはありますか?

ジェイコブ「コロナ前になりますが、日本でのコンサートで客席いっぱいのコンサート会場を見た時は本当に感動しましたし、その時間が恋しいです。今回、日本ツアーにも行くので、またたくさんのファンの皆さんに会えることを楽しみにしています」
ジュヨン「個人的には、初めてヨーロッパツアーに行った時に、それまで行ったこともなかったし、活動もあまりしていなかったのに、公演をたくさんの人が観に来てくれたことに驚きましたし、不思議でした。それ以降も、SNSを通じてたくさんのメッセージが届くので、ありがたいですね」

画像: ジェイコブ

ジェイコブ

今後、グローバルに活動していくなかでグループとして目標としていることは何ですか?

ニュー「とにかく一人でも多くのファンに会いたいと思っています。コロナの期間に会えなかった分、そして会えない間も応援してくれていた恩返しとして、今年も来年もできるだけ色々な場所に行って、ファンの皆さんに会えるように頑張ります」
チュハンニョン「もっともっとTHE B(THE BOYZのファンの愛称)が増えて、THE BOYZの歌が世界の色々なところで愛してもらえるようになったら嬉しいです」

画像: ニュー

ニュー

グローバルに活動する上では、語学力もポイントになってくると思います。『SHE’S THE BOSS』に収録されている6曲ではとても流暢な日本語を披露されていますが、外国語を学ぶ上で自分なりのコツなどあれば、教えてください。

ソヌ「その国の映画やアニメ、ドラマを見ることが一番効果的だと思います。実際、僕は観ながら真似することがあります(笑)」
チュハンニョン「やっぱりその国の文化に触れてみて、楽しむことが一番大事だと思います。僕も音楽など、その国で有名なことを調べることが多いです」

画像: チュハンニョン

チュハンニョン

日本のTHE Bへメッセージをお願いします!

ソヌ「日本のTHE Bのみなさん、僕たちがついに日本に行きます! なので楽しみにして、僕たちにハマる準備をしていてくださいね!会える日を楽しみに待っています!」
ジュヨン「いつもいつも、『会いに行くから待っててね』としかいうことができていなくてごめんなさい。やっと、本当に会う日がもうすぐやってきますね。THE Bの皆さん、すぐに会いましょう」

画像: ジュヨン

ジュヨン

<リリース情報>

画像: 日本のTHE Bへメッセージをお願いします!

JAPAN New Mini Album
『SHE’S THE BOSS』
発売中

THE BOYZ公式サイト: theboyz.jp
公式ツイッター:twitter.com/THEBOYZJAPAN
TikTok:www.tiktok.com/@theboyz_jp

(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.