初期のレア曲も収録されている『レット・ゴー』20周年記念盤がリリース
オリヴィア・ロドリゴやビリー・アイリッシュ、ヤングブラッド、TOMORROW X TOGETHERのヒュニンカイなど、今をときめく若手アーティストたちにも多大なる影響を与えているカリスマ的シンガーのアヴリル・ラヴィーンが、ファーストアルバム『レット・ゴー』の20周年を記念したアニバーサリー盤『LET GO – 20th ANNIVERSARY EXPANDED EDITION』を6月3日にリリースした。
2002年6月4日にリリースされた『レット・ゴー』は、ファーストアルバムにして、まだ当時17歳だったアヴリルの名前を一躍世界に知らしめた名作で、「Complicated」や「Sk8er Boi」、「I’m With You」「Losing Grip」といったシングルたちが収録されている本作は、日本だけで200万枚を売り上げたほか、現在までに世界では2,000万枚を売り上げている。
今回、20周年を記念してアートワークも一新してリリースされた本作には、オリジナルの『レット・ゴー』に収録されていた楽曲たちはもちろんのこと、今まで未発表だったレア曲たちも数多く収録。
オリジナル版に収録予定だったものの、見送られてその後ケリー・クラークソンに提供されていた「Breakaway」を筆頭に、「Get Over It」、「Make Up」の計3曲が今回のリリースのために初レコーディング。
さらには、2002年に公開された映画『メラニーは行く!』のサウンドトラックより「Falling Down」、2003年公開の映画『アメリカン・パイ3:ウェディング大作戦』のサウンドトラックより「I Don't Give」も収録されており、初期からのアヴリルのファンにはたまらない内容になっている。
今年2月には3年ぶりとなる最新のスタジオアルバム『ラヴ・サックス』をリリースし、11月には待望の来日公演も控えているアヴリル。若きポップスターたちが彼女から受けてきた影響を公言するなど、今もう一度キャリアのピークを迎えようとしている中でリリースされた『LET GO – 20th ANNIVERSARY EXPANDED EDITION』で、アヴリルがデビュー当時から放っていた魅力を改めて堪能して。(フロントロウ編集部)