ベースメイクの仕上げに使うフェイスパウダー。透明感を与える無色透明の「クリアタイプ」やベージュ系の「色付きタイプ」などさまざまな色があるけれど、どのような違いがある知っている? ぞれぞれの特徴や使い分けのポイントを海外のプロが伝授。(フロントロウ編集部)

フェイスパウダーは「色」によって効果が違う

 フェイスパウダーとは、ベースメイクの仕上げに使用するアイテムのこと。ルースやプレストなどタイプが分かれており、汗や皮脂によるメイク崩れをおさえたり、毛穴や肌の凹凸を目立ちにくくしたりなど、いろんなメイクアップ効果が期待できる。

画像: フェイスパウダーは「色」によって効果が違う

 一方で、フェイスパウダーを買うときに意外と見落とされがちなのが「色」。無色透明のクリアタイプや自然に仕上がりのベージュタイプなど様々な色があるけれど、それぞれにどんな違いがあるか、じつは知っている人は少ないという。

 そこで、今回はフェイスパウダーの「色」による、ぞれぞれの特徴や使い分けのポイントをご紹介。なりたい肌に合わせて、自分に合ったフェイスパウダーを見つけてみて。

無色のクリアタイプ:明るい印象に見せる、素肌感のある仕上がり

 メイクアップアーティストの ロバート・セスネクによると、肌を明るい印象に見せたい場合は、無色透明な「クリアタイプ」のフェイスパウダーを選ぶのがオススメ。

 ロバートは「無色のフェイスパウダーは、肌を明るくしたり、余分な皮脂を吸収したり、テカリをおさえたりするときに使います」と米Makeup.comで説明。

画像: 無色のクリアタイプ:明るい印象に見せる、素肌感のある仕上がり

 とくに、目の下、鼻の周り、あごの中央など明るく見せたい部分にのせるのがオススメだそうで、「基本的にはコンシーラーのように使っています。要は、明るくしたい部分ならどこに塗ってもいいんです」と彼は言う。

 一方で、無色透明のフェイスパウダーを肌全体にのせると、粉っぽく見えたり、カメラのフラッシュを当てたときに白浮きしたりする場合があるため、これを避けるために、ロバートは「セッティングスプレーを使ってください。2、3回ほど軽くスプレーすれば、粉っぽさがなくなって、明るくクリアな肌に見えます」とアドバイスする。

ベージュ系の色付きタイプ:カバー力UP、肌の色ムラや赤みを補正

 肌の色ムラや赤みを補正したり、カバー力をアップさせたい場合は、ナチュラルなベージュ系の「色付きタイプ」のフェイスパウダーを選ぶのが最適。

 ロバートいわく、ファンデーションと同系色のベージュ系フェイスパウダーを使えば、白浮きや厚塗り感を防ぐことができるだけでなく、カバー力も格段にアップするそう。

画像: ベージュ系の色付きタイプ:カバー力UP、肌の色ムラや赤みを補正

 ちなみに、健康的な肌色の場合は、少し黄みのあるフェイスパウダーを選ぶのがオススメだそうで、ロバートは「イエローやオレンジ系の色付きフェイスパウダーは、色ムラを補正してくれるので、よりバランスのとれた美白効果が得られます」という。

 ほかにも、ロバートは「肌色に合った(ベージュの)フェイスパウダーを頬のあたりに使えば、顔全体の形を整えることもできます」と、さまざまな使い方ができるとも話している。

 意外と知られていないフェイスパウダーの「色」によるメイクアップ効果の違い。フェイスパウダーを購入するときは、自分の理想の仕上がりに近づくタイプを選んでみて。(フロントロウ編集部) 

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