マドンナの伝記映画に進展が
クイーン・オブ・ポップの異名を持ち、今もなお第一線で活躍しているシンガーのマドンナは、かねてより自身の半生をたどるような伝記映画を制作すると発表しており、自身も伝記映画で監督と共同脚本を手掛けるよう。
数年前に持ちあがった映画製作の計画がようやく本格的に動き出し、2022年にはマドンナ役をかけてのオーディションが開催された。
米The Hollywood Reporterによるとそのオーディションには、映画『ブラック・ウィドウ』のフローレンス・ピュー、『ユーフォリア/EUPHORIA』のアレクサ・デミー、『グッバイ、リチャード!』のオデッサ・ヤングなど、若手の注目俳優たちが多くが参加したという。
過酷なオーディションを勝ち抜いたのは?
マドンナ役ということで、歌って踊れるのは当然。そのため出演を希望する俳優は、オーディションでマドンナの振付師とときに1 日11 時間にも及ぶ激しい振りつけのセッションに参加し、その後、マドンナ本人との振りつけセッションを行なわなければならなかったそう。そしてコールバックに呼ばれると、今度はマドンナとの本読みと歌のオーディションが行なわれ、あまりにもオーディションが厳しいため、“マドンナ・ブートキャンプ”と言われた。
そんな“マドンナ・ブートキャンプ”を経てマドンナ役を手にしたのは、ドラマ『オザークへようこそ』でエミー賞を受賞したジュリア・ガーナーだと米Varietyが報じた。
ジュリアは10名の候補者の中から選ばれ、今回マドンナ側から正式にオファーがあったため、このオファーを受け入れる見込みだと関係者は語った。
これまでフレディ・マーキュリーやエルトン・ジョンなど、人気アーティストの伝記映画がヒットしてきた。マドンナの伝記映画も同様に、世界的ヒットを期待するのか期待したい。(フロントロウ編集部)