2000年代っぽい「ピーカブー・ヘアカラー」が海外でトレンドに
2000年代のトレンドにインスパイアされた「Y2Kファッション」がリバイバルするなか、そのトレンドはヘアカラーにも。ポップスターをはじめとしたセレブが2000年代にこぞって取り入れていた、あるヘアカラーが今海外でトレンド入りしている。
そのヘアカラーとは「ピーカブー・ヘアカラー」。海外で「いないいないばあ」の意味で使われる「ピーカブー」からその名がついた「ピーカブー・ヘアカラー」は、髪の内側を外側と異なる色に染めたヘアカラーのこと。
2000年代には、アヴリル・ラヴィーンやクリスティーナ・アギレラ、リアーナ、ニコール・リッチーなど多くのセレブが「ピーカブー・ヘアカラー」を取り入れていて、当時大人気のヘアカラーだった。そんな「ピーカブー・ヘアカラー」が再びトレンド入りしたきっかけが、シンガーのマイリー・サイラス。
マイリーは、昨年末頃にブロンドと黒髪のツートンカラーの「ピーカブー・ヘアカラー」にイメチェン。それがきっかけとなり、Googleでは「Miley Cyrus hair」の検索数が一時400%上昇。さらに「two-tone hair」は730%もアップする事態に。
それから約半年が過ぎ、今海外ではツートンカラーの「ピーカブー・ヘアカラー」が本格的にトレンド入り。Y2Kっぽさもあるこのヘアカラーが、若者の間で人気となっている。
挑戦するならヘアスタイリストと念入りに相談して
トレンド感抜群で個性もアピールできる「ピーカブー・ヘアカラー」だけれど、チャレンジするときには注意したいポイントもあるという。
ソフィア・リッチーやパリス・ヒルトンなど多くのセレブのヘアカラーを手掛けるカラーリストのチェイス・クセロは、「ピーカブー・ヘアカラーに染めるなら、担当のスタイリストととくに入念にカウンセリングを行なってから染めてください」と米Bustleでアドバイス。
その理由についてチェイスは、「このカラーは、髪の動きに合わせて内側に入れたカラーがキレイに見える必要があります。そのため、それぞれのカラーを入れる配置や割合について相談することが大切なんです」と説明。しっかり相談することで、イメージ通りの「ピーカブー・ヘアカラー」に仕上がりやすくなるという。
ちなみにイメージしている「ピーカブー・ヘアカラー」がある場合は、画像などを見せるのもオススメだそう。
海外でトレンド入りするヘアカラー「ピーカブー・ヘアカラー」。前髪のみ取り入れたり、襟足のみ取り入れたりしてもオシャレなので、自分流の楽しみ方を見つけてみて。(フロントロウ編集部)