アフガニスタン東部でマグニチュード5.9の地震があり、現在までに1,000人以上が死亡していると現地の国営メディアが報じている。(フロントロウ編集部)

マグニチュード5.9の地震が発生、建物倒壊

 6月22日にアフガニスタン東部を震源とする地震の発生で、現地で大規模な被害が起きている。現地メディアによると多くの建物が倒壊しており、現在までに1,000人以上の死亡者、1500人以上の負傷者が確認されているという。資機材が足りず、手作業でがれきを動かすという作業が行なわれているという報道もある。

 被害者の数は今後も増えると予想されており、UNHCRは「この地震で被害を受けた人の数はさらに増えることが懸念されています。UNHCRは最も被害を受けたパクティカ、ホスト州にて生存者の捜索・救出作業を開始するため、被災地にスタッフを派遣。また、緊急支援の第一段階として600世帯(約4200人)にテント、ビニールシート、毛布、ソーラーランプ等を提供する手配をしています」とコメントを発表して緊急支援を募っている。

 40年以上の紛争と深刻な干ばつに苦しんできたアフガニスタンでは、2021年にイスラム主義組織タリバンが国内の実験を握ったことにより人道危機がさらに深刻化し、紛争がきっかけで「2021年新たに約70万人が家を追われ、国内で約340万人が避難しており、その約80%は女性と子どもです」とUNHCRはしている。

 UNHCRのアフガニスタン緊急支援への募金はUNHCRの公式サイトから行なうことができる。(フロントロウ編集部)

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