目立つ埋没毛の解消と予防のコツ
埋もれ毛とも呼ばれる埋没毛は、皮膚の下で埋もれたまま成長した毛のこと。その最大の原因とされているのが、剃ったり抜いたりといった毛の処理によるダメージ。肌がダメージを受けることで角質が厚くなり毛穴を塞いでしまうため、埋没毛ができてしまうという。
そんな埋没毛ができたときは、無理やり抜こうとするのではなく、適切なケアを取り入れることが大事だという。そして適切なケアを継続していれば、新たに埋没毛ができる可能性も低くなるそう。
埋没毛の解消と予防が期待できる、3つのケアをご紹介。
AHAやBHAで角質をオフ
多くの専門家が勧めるのが角質ケア。皮膚科医のレベッカ・マーカス医師は、「AHAやBHAなど穏やかに角質除去できるアイテムを使って、日ごろからケアすることが大切です」と米Mind body greenで説明。
角質ケアによって古い角質が除去されることで、埋もれていた毛が皮膚から出やすくなるからだという。さらに角質が溜まって毛穴が塞がるのを防げるため、埋没毛の予防にもぴったりだそう。
ドライブラッシングをする
ボディブラシを使ったドライブラッシングも、埋没毛の解消や予防が期待できるケア。
皮膚科医ジェレミー・フェントンは、「ボディブラシで肌をこすることは、毛穴の詰まりを改善する効果もあります。この効果が埋没毛を解消に導いてくれます」と説明。さらに角質ケアと同様、毛穴が詰まりにくくなることで、新しく埋没毛ができるのも予防する効果も期待できるそう。
毛を処理するときは前後のケアを徹底
埋没毛を未然に防ぐためには、その原因となる毛の処理を慎重に行なうことが最善。その方法としてマーカス医師が勧めるのは、処理する前後のケアを徹底すること。
毛を処理する前にはシェービングジェルやフォームを塗り、処理した後には専用のアフターケア製品や保湿クリームを塗ることが大切とのこと。マーカス医師は、毛の処理後は肌がとくに敏感になりやすいため、できるだけ低刺激な製品を選ぶこともアドバイスした。
埋没毛が気になる人や防ぎたい人は、ぜひ日々のケアを見直してみて。(フロントロウ編集部)