フロントロウ編集部のAが次に読みたいのは、テイラー・スウィフトが主題歌を担当し、デイジー・エドガー=ジョーンズが主演する映画作品の公開も控えているディーリア・オーエンズ著の小説『ザリガニの鳴くところ』。(フロントロウ編集部)
画像1: テイラー・スウィフト主題歌で映画化!ディーリア・オーエンズ『ザリガニの鳴くところ』【ツギコレ】

 米・ジョージア州出身の動物学者/小説家であるディーリア・オーエンズの著書『ザリガニの鳴くところ』は、2021年に本屋大賞の翻訳小説部門で第1位を受賞するなど、ここ日本でも大きな注目を集めた小説です。2019年と2020年にはアメリカで一番売れた小説となるなど、大ベストセラーとなった本書には、村の人々に「湿地の少女」と呼ばれ蔑まれながらも、生き物が自然のままに生きる「ザリガニの鳴くところ」へと思いをはせて静かに暮らしていた、少女カイアをめぐる物語が綴られています。

 『ザリガニの鳴くところ』は、ドラマ『ノーマル・ピープル』などで知られるデイジー・エドガー=ジョーンズ主演で本書を原作にした同名の映画作品が2022年7月に全米で公開されることが決定しており、先日、テイラー・スウィフトが担当した同作の主題歌「Carolina」が映画の公開に先立ってリリースされました。

 テイラーといえば、コロナ禍でリリースした物語風のアルバム『フォークロア』と『エヴァーモア』を挙げるまでもなく、現代を代表するソングライターとして知られていますが、『ザリガニの鳴くところ』はそんなテイラーの愛読書だったそうで、映画化されると知った彼女はすぐに、何かしらの形で映画作品に参加したいと思ったそうです。自分はまだ読めていなかったのですが、「Carolina」のリリースを機に、テイラーの作家魂に火をつけた本作が改めて気になったので、その世界観に触れてみたいと思っています。

画像2: テイラー・スウィフト主題歌で映画化!ディーリア・オーエンズ『ザリガニの鳴くところ』【ツギコレ】

『ザリガニの鳴くところ』
ディーリア・オーエンズ著
友廣 純 訳
早川書房

(フロントロウ編集部)

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