身体に貼って「汗」を測定！猛暑にぴったりのパッチ型アイテムが画期的

汗を測って水分補給をサポートする製品が話題

　全国的に気温が上がり記録的な猛暑日が続いているここ最近、怖いのが脱水症や熱中症。少し動くだけでも汗が噴き出てくるほどの暑さで、屋外にいる場合などはとくにこまめに水分を補給する必要があるけれど、どれくらい水分を摂る必要があるのか分からないことも。

　そんなときに役立つ、適切に水分を摂るのをサポートをしてくれる画期的なアイテムが海外で話題を呼んでいる。その名も「Gxスウェット・パッチ（Gx Sweat Patch）」。

　アメリカの大手スポーツドリンクメーカーであるゲータレード（Gatorade）が開発した「Gxスウェット・パッチ」は、小さなシールのようなパッチ型の製品で、なんと腕に貼るだけで汗を測定。脱水症になるのを防ぐ手助けをしてくれる。

　製品の開発にも携わったスポーツ栄養士のメーガン・ロビンソン氏は、「このパッチは、汗の量と汗に含まれるナトリウムの量を測定してくれるので、水分補給計画を立てるのに役立ちます」と米Shapeで説明。

　ロビンソン氏によると、同じ環境でも人によって汗のかき方や質は大きく異なるのだという。そこに着目した「Gxスウェット・パッチ」なら、ただ汗の量を測ってくれるだけでなく、汗の質まで測定できるため、自分の体質に合った水分の摂り方が分かるそう。

　使い方は腕にパッチを貼り、アプリをダウンロードしてQRコードを読み込むだけ。そうすることで測定結果をスマホで見ることができて、適切に水分補給をすることができる。

　ちなみにパッチ1枚につき1回限りしか使えないものの、何度もテストすることでアプリが自分の体質を分析してくれるため、より精度の高いアドバイスを受けられるという。

　ゲータレード（Gatorade）が開発した「Gxスウェット・パッチ」は、2枚入りパックが25ドル（約3,400円）で販売されている。現在日本から購入することはできないけれど、猛暑が問題になっている日本だからこそ、同様の製品が登場する日は遠くないかも。（フロントロウ編集部）