白井屋ホテルに「ベッドルームサウナ」が誕生
アートデスティネーション「白井屋ホテル」は、群馬県前橋市の活性化に貢献することを目的に2020年12月に開業。建築家の藤本壮介氏が設計を手がけ、国内外のアーティストたちが協演し、緑あふれる美術館のようなホテルとして話題になり、ナショナルジオグラフィックトラベラーの「2021年世界のベストホテル39」にも選出された。
そんな白井屋ホテルの敷地内には、フィンランド式サウナとミストサウナの2種類のサウナがあり、フィンランド式サウナは丘の上の外気浴のほか、宮島達男氏の作品が収蔵されている小屋の内部にて内気浴も楽しめる。
そして新たに寝返りのうてるサウナ「ベッドルームサウナ」がオープン。建築家の藤本壮介氏による白井屋ホテルの緑の丘に点在する小屋のひとつが、ベッドルームサウナ(愛称37号室)としてデビューする。
まるで客室のひとつのようなサウナ空間
「ベッドルームサウナ」は、白井屋ホテルの客室のひとつであるようなしつらえで、室内にはウィットに富んだ仕掛けが満載。
部屋の中央にはダブルベッドサイズのサウナ台が鎮座し、ドレッサーやベッドサイドランプなども再現。体を横たえてさらに寝返りがうてるほど広々と使える「ベッドルームサウナ」は、一般のサウナ室の混雑や座面の狭さという“ととのい”を妨げるサウナーへのストレスもなく、心身ともに伸び伸びと”ととのう”ことができる。ベッドサイドの花瓶は、アロマ水を注ぐとヘッドボード裏に格納されたサウナストーブから蒸気が広がり、香りを楽しむことができる。
サウナにはヒーターを空間内に格納設置し、対流方式で室内全体を温めるボナサームサウナ(格納式サウナ)を採用。温度と湿度のバランスが最も重要なサウナの室内環境において、新鮮な外気を取り入れながら、ヘッドボードの裏の格納式ヒーターで熱した空気がダイナミックに流れ、身体全体で熱の対流を堪能できる。熱気の対流がもっとも良くなるように設計されているため、ロウリュウの醍醐味もより一層満喫が可能。一般的なフィンランド式サウナと比べ、体感温度は5℃程度高くなるという。
そんな白井屋ホテルの「ベッドルームサウナ」をプロデュースしたのは、ととのえ親方こと松尾大氏とサウナ師匠こと秋山大輔氏がたちあげたTTNE株式会社。客室にサウナをつけるのではなく、サウナを客室にしてしまうという逆転の発想で、世界初の寝返りのうてるサウナ「ベッドルームサウナ」をプランニングした。
白井屋ホテルではオープン以来、完全予約制のフィンランド式サウナ、ミストサウナを宿泊客だけでなく地元の人々に提供していたけれど、今回の「ベッドルームサウナ」は宿泊者限定の施設となっている。
名称:ベッドルームサウナ(愛称:37号室)
住所:群馬県前橋市本町2-2-15 白井屋ホテル敷地内
電話番号:027-231-4618 (白井屋ホテル代表番号)
営業日:年中無休
営業時間:16:00-17:20 / 18:00-19:20 / 20:00-21:20 / 翌朝08:00-09:20
定員:2名 完全貸切制
料金:5,000円/名 サウナ後のドリンク付き
サウナ室温度:80〜90℃
冷水シャワー水温:15℃
※冬季はチラー停止で原水水温に依存
サウナ室延べ床面積:5m2
備品:ホテルにてサウナに必要なタオル一式、アメニティなどをご用
プロデューサー:TTNE株式会社
※外観の小屋は藤本壮介建築設計事務所が設計
期間限定特別宿泊プランの予約がスタート
「ベッドルームサウナ」のオープンを記念し、期間限定特別宿泊プランの予約が2022年7月4日(月)より開始。
サウナーなら体験したいこと間違いなしの「ベッドルームサウナ」が無料で楽しめる、期間限定の特別宿泊プランが予約できる。このプランは、2022年7月23日から9月30日末までの限定となっている。
期間限定特別宿泊プラン<ベッドルームサウナ無料>
・素泊まり スーペリアルームご宿泊 2名1室利用 1名様料金 16,500円
・2食付き スーペリアルームご宿泊 2名1室利用 1名様料金 34,650円
夕食はメインダイニング「ザ・レストラン」&朝食はオールデイダイニング「ザ・ダイニング」
※夕食の飲み物は別料金
2022年7月23日(土)から9月30日(金)末まで
(フロントロウ編集部)