ドラマ『マーダーズ・イン・ビルディング』がエミー賞で17部門にノミネート。新作ドラマシリーズとしては最多となるノミネートについて、出演者のスティーブ・マーティンとマーティン・ショートがコメントした。(フロントロウ編集部)

17部門でノミネート!新作ドラマ最多、コメディ部門2位タイ

 日本ではディズニープラスで配信されているドラマ『マーダーズ・イン・ビルディング』が、第74回エミー賞で17部門にノミネートを果たした。これは、新作ドラマシリーズの中では最多となる数で、コメディ部門では『Hacks』と並ぶ2位タイの数(1位は『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』)。

 これを受けて、主演を務めるスティーブ・マーティンとマーティン・ショートがThe New York Timesにコメントをしてノミネートを喜ぶとともに、演技賞で一緒に主演を務めるセレーナ・ゴメスがノミネートされなかったことに対する不満を口にした。

 スティーブは「私たちのためだけでなく、番組のためにも、このノミネートに感激しています。でも、セレーナがノミネートされなかったことに落胆しています。なぜなら、彼女は私たちのパフォーマンスにとって本当に重要だからです」とコメント。ただこれに、マーティンがセレーナは「エグゼクティブ・プロデューサーとしてノミネートされている」と付け足した。

 スティーブらの落胆には、シリーズクリエイターであるジョン・ホフマンもDeadlineへのコメントで同調しており、「この番組はトリオがすべての中心であり、この番組の成功の秘密です。彼ら3人がすべてを実現させたわけで、セレーナはその不可欠な一部です。みんな申し訳なくと思っていると思いますが、私たちのノミネートはすべて彼女のものでもあるんです。ノミネーションというものは厄介なもので、誰が選ばれるのかわからない。今日のように皆が祝福された日に不公平に感じることもありますが、私は彼女をとても誇りに思っています」とした。(フロントロウ編集部)

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