BTSのライブ後に楽屋で対面していたサイモン・ペッグが、メンバーの英語力について分析した。(フロントロウ編集部)

BTSのライブを娘と一緒に楽しんだサイモン・ペッグ

 映画『ミッション:インポッシブル』シリーズや『ホット・ファズ』などで知られるイギリス人俳優のサイモン・ペッグは、韓国の世界的ボーイズグループBTS(防弾少年団)の大ファン。娘がBTSのファンだったため、一緒にYouTubeでBTSの様々な動画を見るうちに自分もARMY(※BTSのファンの愛称)になっていたという。

 そのため、サイモンと娘は2022年4月16日にアメリカのラスベガスで行なわれたBTSのライブにも参戦! さらにライブ後には、楽屋でメンバーたちと対面を果たした。当時の経験を米Colliderで振り返ったサイモンは、「私たちが部屋へ歩いて行ったら、彼らはただそこに立っていて、私たちが入ってくるのをただ待っていたんですよ。彼らは本当に素敵で、桁外れな経験だった」と語り、その口ぶりからはファンの熱量があふれ出している。

 サイモンはとくに、韓国の建国大学の映画芸術学科を卒業しており、元々は俳優志望だったジンのファンであることを公言しているが、対面した時に会話が盛り上がったのはリーダーであるRMだったよう。そこには、RMが映画好きで英語が得意なことがあった。

 「RMがたぶんグループのなかで最も上手い英語話者ですかね。とはいえみんな英語が上手になっていますが。RMは映画ファンなんです。バンドのメンバーであるVと一緒に『ベイビー・ドライバー』を見に行ったそうで、彼は私の作品を確実に知っていました。私たちは映画などについて話しましたよ。他のメンバーが『ショーン・オブ・ザ・デッド』などを見たかは知りませんが、見たのではないでしょうか。なんにせよ、彼らは本当に素敵だった。(対面は)本当に良い瞬間でした」

 英語を話すことが得意な人が、その勉強法として映画を見たり、そのセリフを真似して話してみたりすることを例にあげることは多いが、RMの英語力にも映画の影響はあったよう。RMは過去に米トーク番組『エレンの部屋』に出演した際にも、ドラマ『フレンズ』を見て英語を勉強したと話していた。

 そんな彼が、2018年にはニューヨークの国連本部でスピーチをして大きな話題になったことは記憶に新しく、彼の英語はネイティブレベルだと評価されることも多い。そこまで英語力を高めたRMの努力に加え、エンタメ作品が持つ力も感じさせられるエピソードだ。

(フロントロウ編集部)

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