これがハリウッドだ! 『ジョーカー2』におけるホアキン・フェニックスのギャラが報じられた。(フロントロウ編集部)

『Joker Folie a Deux』ホアキン・フェニックスのギャラ

 2019年に公開された映画『ジョーカー』は、R-15指定にもかかわらず世界的大ヒットを記録し、アカデミー賞では12部門にノミネート。主演のホアキン・フェニックスはアカデミー賞を含む様々な映画賞で主演男優賞を受賞した。

 本作はDCコミックスを原作とした単独映画であり、アメコミ要素は薄く、アーサー・フレック(ジョーカー)を主人公に現代社会を批判した作品となっている。そのため、続編の制作はないものとみられていたが、2022年7月にトッド・フィリップス監督が続編のプロジェクトが進行中であることを認めた。

 公開された脚本には『Joker Folie a Deux(ジョーカー:感応精神病)』というタイトルが記されており、副題の感応精神病は、1人の妄想が、その人物と親しい人物に感染して共有される病気のこと。そのため、ジョーカー以外にも登場人物が増えるのではないかと予想され、それを裏づけるかのように、レディー・ガガが出演する可能性も報じられた。ジョーカーの恋人であるハーレイ・クイン役とみられ、さらには続編がミュージカル要素を含むというウワサも。

 1作目ではBGMが効果的に使用され、音楽を担当したヒルドゥル・グーナドッティルは、女性で初めてアカデミー賞作曲賞を受賞する快挙を成し遂げたが、ミュージカルになる可能性があるのは意外だと言える。とはいえ、ホアキンは映画『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』で見事な歌声を披露してアカデミー賞にノミネートされた経歴を持つため、まずは続報に期待。

 そしてこのたび、米Varietyが、ホアキンが『ジョーカー2』で得たギャラの金額を報じた。それによると彼のギャラは…、2,000万ドル(約27億円)

 1作目における彼のギャラは450万ドル(約6億円)だったため、およそ4.5倍の増加! 6億円の時点でかなりの金額なのだが、そこからさらに4.5倍も上がるというのは、さすがハリウッドとしか言いようがない。

 アーサーは貧困層の男性だったが、演じるホアキンは超富裕層だというのは、なんだか考えさせられる。

(フロントロウ編集部)

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