夏のパンダ目の悩みを解消するマスカラテク
皮脂や汗が気になる夏、崩れが目立ちやすいのがアイメイク。とくにマスカラは汗によって落ちたりにじんだりしやすく、パンダのような目元になってしまう事態が多発。
そんなマスカラの悩みを解消するのが、いつものメイクに1ステップ加えるだけでにじみを防げる裏ワザ。メイクアップアーティストのスーザン・ヤラが考案したその裏ワザで使うのは、ベースメイクの仕上げでおなじみのルースパウダー。
スーザン考案の裏ワザとは、マスカラを塗る前にまつげにルースパウダーをオンするだけ。スーザンはパウダーののせ方について、「アイシャドウ用などの細くてふわふわのブラシでまつげにルースパウダーをまぶして、その上からマスカラを塗ってみてください」と英Stylistでアドバイス。
マスカラより先にのせることで、余分な油や水分をルースパウダーが吸着し、マスカラがヨレるのを長時間防止。パンダ目になりにくいメイクが叶うという。ちなみに選ぶのは、半透明タイプのルースパウダーがオススメとのこと。
しかもこのテクニックは、マスカラのボリュームアップ効果を高める働きも。事前にルースパウダーでコーティングしておくことでまつげがふっくらとするため、ボリューミーなまつげに見せられるそう。
目の下のメイクをパウダーで仕上げるのもオススメ
ルースパウダーを使ってパンダ目を防ぐテクニックには、目の下のベースメイクをルースパウダーで仕上げるというちょっとしたコツも。
シンガーのアリアナ・グランデのメイクを手掛けるマイケル・アンソニーは、「ベースメイク製品に含まれるオイル成分がまつげに触れると、マスカラを分解させてにじみやすくなる可能性がある」と説明。そのため油分を含むコンシーラーやファンデーションでベースメイクを終わらせず、油分が過剰に出るのをブロックするルースパウダーを目の下に重ねることが大事だという。
マスカラのヨレによるパンダ目を予防する、メイクのプロのちょっとした裏ワザ。屋外で過ごす日など汗をかきそうなときには、ぜひ取り入れてみて。(フロントロウ編集部)