人気ドラマ『glee/グリー』でコリー・モンティス演じるフィンを追悼するエピソードの裏側を、リア・ミシェルが明かした。(フロントロウ編集部)

コリー・モンティスが亡くなって9年

 人気ドラマ『glee/グリー』でフィン役を熱演した俳優コリー・モンティスは、2013年7月13日に薬物の過剰摂取で死去。31歳の若さでこの世を去ったコリーの死は、当時世界中で大きなニュースとなり共演者やファンだけでなく、多くの人に衝撃を与えた。

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 コリーが亡くなった後、『glee/グリー』シーズン5では、コリーを追悼するエピソードが制作された。

 そのエピソードのなかで、劇中でフィンの恋人を演じ、プライベートでもコリーと交際していたリア・ミシェルが、アデルがカバーしたボブ・ディランの楽曲「Make You Feel My Love」を披露。じつはこの楽曲、リアが自ら選曲したことを、現在行なっているライフ・イン・ミュージック・ツアーでリア本人が明かした。

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 リアは番組のクリエイターであるライアン・マーフィーに、フィンを追悼するエピソードで歌いたい楽曲を選ぶように言われたそうで、「どうやって全てを語る曲を選べばいいんだろう?それで私はただ、『何にしよう?』って感じでした。そのとき何を聴いていたかも覚えていないんです。なにも。穴の中にいるような感じでした」と当時を振り返った。

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 結果的に、リアが選んだのが「Make You Feel My Love」。リアはキャストたちを前に、思い出の音楽室で涙を流しながらパフォーマンスした。

9年経っても見ることが出来ないフィン追悼回

 恋人が亡くなってから撮影するのはかなり大変だったようで、「子供扱いされたくない、ただ仕事に戻ってみんなと一緒にいたい。これが私の気分を良くする唯一の方法でした」と話すと、この楽曲を歌うシーンの撮影についても「この歌を歌うことになって。撮影したのを覚えています。本当に大変でした。撮影しては逃げ出して、また戻ってくる。ひどく興奮して、大変な経験だったけど、一緒に癒されるためのツールとして、この曲が役に立ちました」と告白。

 リアはライアンが楽曲を選ばせてくれたことについてとても感謝するも、このエピソードは放送から約9年経ってもまだ見られていないよう。「私はこのエピソードを見たことがないんです。見ていないのはこれだけなんです。だって、見なければまだフィンがそこにいるような気がするんです。だから(この曲は)とても特別なんです」と、「Make You Feel My Love」がどれだけ特別な楽曲なのか語った。(フロントロウ編集部)

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