シーズン4で観客の心を掴んだエディの演奏
Netflix最大のヒットドラマの1つである『ストレンジャー・シングス』では、音楽の選曲センスも光る。オープニングテーマ曲ももちろんのこと、シーズン3でスージーとダスティンが突然デュエットをして視聴者を爆笑させた「ネバーエンディング・ストーリーのテーマ(The NeverEnding Story)」や、シーズン4でマックスを救った「Running Up That Hill (神秘の丘)」などは、配信後にふたたび人気が急上昇した。
そしてシーズン4の最終話では、もうひとつ観客を熱狂させたシーンが。裏側の世界へ行ったジョセフ・クイン演じるエディと、ゲイテン・マタラッツォ演じるダスティンが何をするのかと思ったら…、ギターをかき鳴らす!
2人の行動はデモバットを寄せつけるためのものだったが、突然のライブ感には大盛り上がりになった視聴者は多いはず。エディが演奏した楽曲はメタリカの「メタル・マスター(Master of Puppets)」で、この曲も配信後には話題のテーマに。
メタリカもインスタグラムでエディの映像をシェアし、「エディの旅の一部になれたことや、ドラマのなかでフィーチャーされた他の素晴らしいアーティストたちと一緒に参加できたことは非常に光栄です」とコメントしていた。
ジョセフ・クインとメタリカが対面を果たす
そしてついに…、エディを演じたジョセフとメタリカの共演が実現。アメリカのシカゴで開催された音楽フェスのロラパルーザのバックステージをジョセフが訪問。まずはジョセフとメタリカのメンバーとで談笑。ギタリストのジェイムズ・ヘットフィールドは、『ストレンジャー・シングス』をシーズン1から子供たちと一緒に楽しんでいるという。
そしてその後、ジョセフとメタリカでジャムセッション! ドラマのギター部分はほとんどをジョセフ本人が演奏しており、手元が映し出される箇所など一部をギタリストのエイダン・フィッシャーが担当した。
そのため、ジョセフもメタリカとのセッションで堂々の演奏。最後にはギターにサインをしてもらい、満面の笑みを見せた。また、ギタリストのカーク・ハメットが「君を雇う」と言い、ドラマーのラーズ・ウルリッヒが「メタリカは今から5人組だ」と話すなど、メタリカのメンバーたちも彼との共演を楽しんだ様子。映像によると、ロラパルーザのステージでは『ストレンジャー・シングス』の映像が背景に流されたよう。
�this is for Eddie �
— Netflix (@netflix) July 29, 2022
Joe Quinn met Eddie Munson's heroes: @Metallica! pic.twitter.com/y0oaSLpT6P
ドラマではエディの演奏終了後に、ダスティンが「すっげぇメタルだった!」と絶叫していたが、メタリカはジョセフとの対面後に「ヘルファイア・クラブのすっげぇメタルなミーティングの開会を宣言する」と気の利いたコメントをしていた。
(フロントロウ編集部)