日本橋・金沢・下北沢を拠点にクリエイティブ&アート事業を展開する越境型クリエイティブ集団Konelが、部屋の機嫌で育つ“観情植物”の「Log Flower(ログフラワー)」のプロトタイプ開発を行ない、β版を公開。8月26日から9月2日まで開催される展示会で披露する。(フロントロウ編集部)

部屋の雰囲気を栄養にするデジタル植物「Log Flower」

 東京・金沢・ベルリン・ベトナムの拠点を中心に、多様な人種が混ざり合いながら、未来の体験を実装するクリエイティブ集団Konel(コネル)。可能性の創造をコンセプトに、様々なテーマとメディアを横断した制作を展開し、最近では脳波データを100秒あたり1,000円で買い取る脳波買取センター「BWTC」を立ち上げて話題に。

画像1: 部屋の雰囲気を栄養にするデジタル植物「Log Flower」

 そんなKonelが株式会社東急エージェンシーと共同開発したのが、デジタル上の新しい植物「LogFlower(ログフラワー)」。なんとこの植物、部屋の雰囲気(感情)を栄養にして育つのだとか。

 「Log Flower」は、吸収する感情によって成長の仕方が変わっていく、世界にひとつだけの「観情植物」。音声感情解析AIであるEmpathを使用し、30日間で成長。最初は丸い「種」だったものが、日々部屋の空気(感情)を吸収して「苗」となり、そして「花」へ。部屋の感情に紐づいたオリジナルの形状と色に変化しながら成長していく。
※人の声から感情を解析するAI。声の音響物理的な特徴から数万人の音声データベースを元に喜怒哀楽や気分の浮き沈みを判定する。

画像2: 部屋の雰囲気を栄養にするデジタル植物「Log Flower」

 毎日リアルタイムで「感情」を吸収し、取得した感情は発育形状ごとの色相になって反映。最終的な感情の総量で成長後の花の形や色が決定するという。

画像1: 発育イメージ

発育イメージ

画像2: 発育イメージ

発育イメージ

 今回公開された「Log Flower」は、あくまでβ版(プロトタイプ)。これからさらに改良や機能拡張が加えられる予定となっているものの、期間限定で展示会「未来のパーツ展 vol.1 感情と花」にてお披露目されることに。

画像3: 部屋の雰囲気を栄養にするデジタル植物「Log Flower」

 Konelが下北沢駅前高架下施設「ミカン下北」の地に新たに開設したクリエイティブスタジオ「砂箱」にて、8月26日より9月2日まで公開。展示会の会場では、来場した人のさまざまな「感情」で成長する「LogFlower」が体験できる。

【未来のパーツ展 vol.1 感情と花】
会期: 2022年8月26日(金)~9月2日(金)11:00-19:00
※8月29日(月)は休館、9月2日(金)は17:00閉館となります。
会場:「砂箱」
東京都世田谷区北沢2-6-4 ミカン下北E街区2F
下北沢駅小田急線東改札を出て右、世田谷区アクセス道路を歩いて3分

(フロントロウ編集部)

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