※この記事には、『ストレンジャー・シングス』シーズン4のネタバレが含まれます。
ファン人気が高いクリッシーとエディのペア
ファンのなかにはこれまでで最も良かったと感じる人も多いNetflixドラマ『ストレンジャー・シングス』のシーズン4では、新キャラクターが多数登場。そのなかでも、グレース・バン・ディーンが演じたクリッシーと、ジョセフ・クインが演じたエディは強い印象を残した。
エディは全エピソードを通じて活躍したものの、クリッシーの登場は第1話だけ。にもかかわらず、ヴェクナによる強烈な死亡シーンはファンの脳裏に刻まれた。また、クリッシーがまとうキュートな雰囲気も人気の理由の1つ。ホーキンス高校のチアリーダーとして目立つ存在だったクリッシーと、変人として目立っていたエディが交流して絆を深めた森の場面は、ホラーな雰囲気の強かった本シーズンで視聴者をほっこりさせた数少ないシーンとなっている。
もしかしたら2人は付き合うことになるの…？と思わせたところで、クリッシーが予想外の手法で命を奪われるという展開は、視聴者をグッと物語の中に引き込む脚本チームの手腕が見えたところだったが、シーズン4が終わった今、クリッシーが死亡していなかったらどうなっていたかを想像するファンは多い。そして、エディを演じたジョセフもファンと同じ気持ちのよう。Netflixによるインタビューで、こんな思いを明かした。
「エディとクリッシーがホーキンス高校ですごくダサいカップルになっている世界があったら素敵なのに。それはちょっとした旋風になるんじゃないでしょうか」
やっぱり、2人には付き合ってほしかった…！ ジョセフにこんなことを言われると、死後の世界でエディとクリッシーは楽しく過ごしていることを願ってしまう。
エディは基本的に変人という立場だったが、クリッシーといるときには温かな一面も垣間見せた。それこそが、ジョセフが彼を演じていて楽しかった点だそうで、「人間というものは非常に多面的だと思うんです。ある状況では、僕たちはとても自信に満ちていて、勇敢で、大胆で、リーダーシップがあると感じられる。別の状況では、そうは感じられなかったり、真逆に感じたりする。そして、それでも同じ人物です」と振り返った。
エディはシーズン5にも登場するキャラクターかと思われたが、シーズン4の最終話でデモバットと戦い、命を落とした。ジョセフは、その時の彼の行動にはクリッシーの存在があったと感じているそうで、「彼はクリッシーを救うために何もできなかった無力さや、あの瞬間の力のなさに完全にとらわれていると思います」と分析し、「彼は、悲しみに暮れることや、何もできないことに少し飽きたんだと思います。そしてエピソード8のどこかでスイッチが入り、自分を証明すると決めた。そしてその機会があり、しかし彼は命を落とした」と、米THRで思いを語っていた。
（フロントロウ編集部）
